「アナベル 死霊館の人形」感想
UNEXTの無料体験がもうすぐ終わるので、「アナベル 死霊館の人形」を観ました。
なんか、心霊現象VS新婚夫婦という感じで面白かったです。
演出がかなり凝ってて、最初のお隣の夫婦がカルト信者に殺されるシーンはお隣感を演出するため、部屋の窓越しに隣の夫婦の家の窓を写すというカメラワークで最高でした。
アナベル人形のビジュアルの良くて、ガン開きの目が怖かったです。
同じジェームズ・ワン作品の「SAW」のビリー人形や「マリグナント」のガブリエルに負けない最高のビジュアルでした。
ちなみに、実際のアナベル人形はかわいい見た目の女の子のぬいぐるみらしいです。
googleの画像検索で見たんですけど、人形はかわいい見た目だけど、目が怖いし、箱の中に閉じ込められ、出たそうな表情をしてて不気味です。
あと、ミアが途中で近所の子供が描いてた四枚のリアの絵を拾うシーンがあるんですけど、一枚目は母親とベビーカーに乗った赤ちゃんが描かれているが、二枚目からトラックが出てきて、三枚目で近づいてきて、四枚目でトラックがベビーカーを跳ねて、地面には頭から血を流して横たわる赤ちゃんの絵が出てきます。
さすがに不気味すぎるし、こんなのを母親が見てしまうのはきついですね。
まぁ、私はその絵悪霊が描いたんだろうと思うんだけどね。
ホラー作品に出てくる子供の描いた絵って不気味ですよね。
なんて言うか、未熟な子供が感じる恐怖というか、病んだ感じとかそんな物を感じるんですよね。
あと、悪霊側は容赦なく、夫婦を追い込んできます。
ミシンとかの家の物とかを動かしたり、火事を起こしたり、閉じ込めたり、テレビや電話に異常を起こさせたりして精神的に追い込んだりします。
悪魔は人間の同意無しでは人間の魂は奪えないのですが、まだ赤ん坊のリアに同意させ、母親のミアを殺そうとしたり、本当に容赦無いですね。
最後は面倒見が良かった隣人のエブリンが生贄になって死んだのが衝撃的でした。
心霊現象が起こるシーンでは「そこ、後ろ気づいて!」「あぁ、ヤバい!」という感じでソワソワしてしまいました。
ラストシーンは「死霊館」の第一作みたいに、家族の友情を感じるラストでほっこりして終わりました。
ジェームズ・ワンが関わっている作品はハズレが無いですよね。
「マリグナント」とか「モータルコンバット」(2021)とか。
やっぱり、ジェームズ・ワンは天才ですわ。