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【年末の「SAW」シリーズ一周】五日目 第5作:「SAW5」
年末の「SAW」シリーズ一周5日目。
今日は「SAW5」です。
今回は長くなりました。
しかし、私は長い文章が上手くないので、グダグダな文章かもしれませんが、大きな目で見てください。
文字通りの初見殺しな協力ゲーム
「SAW5」で印象的だったのは、文字通りの初見殺しなゲームです。
ゲームが進む度に人に死ぬような作りと見せかけて、最後まで5人とも生き残れる作りだったのは何度観ても衝撃的でした。
混乱するような状況で最初の5つのガラスケースの中の鍵は合鍵で一つの鍵でで5人の首かせを外せるなんて、思い付きませんよ普通。
最後の手を切って血を貯める装置はすごく痛そうですね。
ジョン・クレイマーの後継者マーク・ホフマン
ホフマンがジョン・クレイマーと会うシーンも印象に残りました。
ホフマンは妹を殺害したセスという男をジグソウの事件を模倣し殺害したのですが、その事がジョン・クレイマーにバレて、ホフマンは監禁されます。
ジョン・クレイマーは殺人と自分がやってることの違いを教えようとします。
それから、ジョンとホフマンは「SAW1」のポールのゲームの準備をし、そして、ジョンはホフマンにゲームの様子を最前列で見て学ぶように言います。
私はジョン・クレイマーが後継者の一人にホフマンを選んだのは、「家族を殺された」という共通点にあると思います。
だからこそ、ジョンはホフマンが「命の大切さ」を知ってると確信できたから後継者に選ばれたと思います。
ジョンの死後、ホフマンはジョンの仕事を継ぐことになったのですが、。
ホフマンは食肉工場からジェフとリンの子供コルベットを救助した時、自信満々で「誰一人助からなかった」と言ったが、殺そうとしていたストラム捜査官が生き延びて救急車に運ばれるのを驚いた目で見てるようでした。
その様子を見て、ホフマンはジグソウを継ごうとしてるが、完全になれることはできてないと思いました。
しかし、ストラム捜査官もスゴいですよね。
頭の水槽から生き延びるために自分の喉にポールペンを刺したから。
結構、勇気ありますよね。
ホフマンが警察の会見で「命の大切さを学んだ」と話すシーンを見ると、ジョンの後継者としての使命で発言したように思いました。
話は「SAW4」に戻るのですが、SWAT隊員のリッグに仕掛けられたゲームはジグソウがどんな意図でゲームを行ってるかを教えるような内容でした。
「SAW4」のリッグのゲームと「SAW5」のホフマンがジョンから学ぶシーンって、なんか共通点があるというか、合わさるものがある感じでした。
なぜ、リッグのゲームはこんな内容だったのか?
私はジョン・クレイマーをジグソウとしてではなく、ジョンとして記憶に刻むためのゲームを兼ねていると思います。
「SAW2」でのアマンダの「癌を克服する方法は永遠の命」「誰かの記憶に刻まれる事で永遠になる」という台詞を思い出させます。
リッグのゲームで「ジョン・クレイマーは殺人者ではなく人を更生させる者」ということを世間に教える事で、本来の意図で誰かの記憶に刻まれ、ジョンを永遠にするためにあると思えます。
「ジョン・クレイマーは殺人者ではなく人を更生させる者」という事が世間に伝わることで、後の「スパイラル」の犯人への影響に繋がるんだなと思いました。
やはり、ジョン・クレイマーの魂は死ねない。
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