ゼロベース思考の大切さを学んだ話
こんにちは、PharmaX薬剤師の栗岡です。
今回は、月に1回開催するWin-Session(ウィンセッション)の企画と運営に携わった際に思ったことや感じたことを共有させていただきます。
(PharmaXのウィンセッションについては、こちらの記事もご覧ください)
企画・運営に携わろうと思った理由
以前から、新しいことに挑戦して経験を積みたいという思いがありました。
ウィンセッションの企画や運営は、これまで代表の辻さんが担当でしたが、ある時「そろそろ誰かに企画や運営をお願いできないか」とメンバーに対して声かけがありました。
その時、同じく薬剤師のメンバーである堀川さんが後押ししてくれたこともあり、新しいことに挑戦する意味で思い切って手を挙げたことで企画・運営に携わることになりました。
今回のウィンセッションでの目標
「褒めること」をテーマとして企画した今回のウィンセッション。
月の終わりに行われるウィンセッションで、社内のメンバーが1ヶ月間の取り組みをお互いに褒め合うことでポジティブな気持ちになり、また来月もやってやるぞ!と前向きに取り組むことができたら成功だと目標に決めました。
同時に、私自身はこれまで企画や運営に関わる経験がなかったため、この挑戦を通じて成長の機会をつかみたいという個人的な目標も掲げました。
企画から携わってみた学び
実際に企画から携わってみて、目的の設定の大切さとゼロベースで考えることの難しさを感じました。
この2つのことを強く感じたのは、企画に関して辻さんとの壁打ちをした時です。「褒める会にしたい」という目的については特に辻さんから指摘はありませんでしたが、具体的な内容については「みんなが褒め合ってポジティブな気持ちになる会」とは何か、企画内容が前例に囚われ過ぎていたため何度もゼロから考えるようにというフィードバックをいただきました。
私自身、前例に基づいて考えるクセがあったため、企画をゼロから考えることにとても苦労しました。
辻さんとの壁打ちを通じて、これまでのウィンセッション中に褒め合うことが難しい理由を考えてみたところ、普段から部門や事業部を超えたコミュニケーションが発生していないことが課題の一つとして浮かび上がりました。課題がわかったことで、他部署の方とコミュニケーションを取りながら褒め合うためにはこんな企画ができるよね、といったように意外な方向に話を広げていくことができました。
この経験から、目的を達成するためには課題を細分化することが重要であると気づくことができました。同時に、目的が明確でないとゼロからの発想も難しいと感じ、目的設定の重要性を再認識しました。
今回の企画では、実際の企画内容には改善の余地が多かったものの、ウィンセッションの目的については私の提案が採用されたことは良かったと思います。
紆余曲折ありましたが、今回のウィンセッションの企画内容は、「参加者に『患者主体の医療体験を創造する』というミッションに関するエピソードを1分間で発表していただき、発表者に対して参加者がSlackでめちゃめちゃ称賛する」に決定。さらに、ミッションを体現した方とSlackで最も称賛した方に賞品を贈呈することにしました。
当日は同じPSチームの長門さん、松本さんに事前準備や投票の集計、アンケートフォームの作成を手伝っていただきながら、3人で会を運営・進行。
実際のウィンセッションでは、Slackでの称賛のメッセージが飛び交い盛り上がったことはとてもうれしいものでした。
また、ウィンセッション後に参加メンバーから「今回のウィンセッション本当に良かったよ」という言葉もいただけました。
ただ、ウィンセッションが終わった直後に辻さんや携わったメンバーと今回の良かった点や悪かった点について話し合った際、目標である参加者が次の週からポジティブな気持ちになれるかという点では、まだまだ改善の余地があるという意見が出ました。その理由としては、限られた発表時間内でのSlackのメッセージによる称賛は単調になりやすく、称賛の質に改善の余地があるためです。
今回の挑戦を通じて、前例に囚われがちな私にとってゼロベースで考えるきっかけをいただき、実際に運営してみての課題も見えたことで非常に学びの多い機会となりました。
PharmaXでは、自ら挑戦する機会があり、その際の経験値の得方は非常に大きいなと改めて感じることができ挑戦して良かったなと思います。
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