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Developers Summit2022でYOJOエンジニアが登壇しました

株式会社YOJO Technologies」から「PharmaX株式会社」へ社名変更いたしました。この記事は社名変更前にリリースしたものになります。

開発・BI部門の加藤(@tomo_k09)です!

2/18に開催されたDevelopers Summit2022(以下デブサミ2022)で、加藤・竹内の薬剤師エンジニアコンビが「薬剤師からエンジニアへ〜薬剤師エンジニアが語る薬局の今と未来〜」と題して発表をさせていただきました。

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「予定が合わずに参加できなくて残念だった」というお声を多数いただきましたので、この記事では当日の様子をレポートしたいと思います。

Developers Summitについて

Developers Summit(以下:デブサミ)は、日本最大級のソフトウェア開発者のためのカンファレンスです。

毎年デブサミでは有名IT企業が多数登壇していますが、「医療に関する演題が今まで少なかった」、そして薬剤師免許を持ちながらエンジニアとして活躍している事例がとても珍しいので「他の業界からエンジニアになろうとしている方たちにとってキャリアの参考になる」という理由から、10しかない公募枠の1つとしてYOJO Technologiesを選んでいただけました。

登壇してみてどうだったかというと、自分たちでいうのもアレですが、大盛況に終わりました。以下、Twitterで見つけた視聴者様のお声です。


薬剤師エンジニア 加藤・竹内のセッション内容

発表動画はこちらから↓

冒頭にも書いた通り、「薬剤師からエンジニアへ〜薬剤師エンジニアが語る薬局の今と未来〜」というタイトルで、加藤・竹内の薬剤師エンジニアコンビで発表させていただきました。

YOJOは患者UXの向上にこだわっている会社

まずは、登壇者の自己紹介とYOJO Technologiesの会社紹介をさせていただきました。

YOJO Technologiesはオンライン薬局の運営・開発をしている会社で、患者満足度世界一というミッションを実現すべく、患者UXの向上にとてもこだわってサービス開発をしています。

「薬局に行ったら薬をもらうのに1時間くらいかかった」、「相談したいことがあったのに、数分しかお話しできなかった」などの経験をされたことはないでしょうか?

なぜ私たちが患者UXの向上にこだわっているかというと、現在の医療は患者さんと医療者の間に距離が存在しており、それが医療機関での患者体験を悪くしていると考えているためです。

このパートでは、YOJOのサービス内容を詳しく話すというより「なぜ私たちが患者UXにこだわりを持ってサービスを作っているか」というWhyの部分を重点的にお話しさせていただきました。

余談ですが、登壇者が薬剤師エンジニアだったので、開発者向けのイベントにも関わらず白衣を着て登壇したら、ややウケしたので嬉しかったです。


薬剤師のリモートワーク体制構築の裏話

次に「薬剤師のリモートワーク体制をどのように構築したのか」についてお話ししました。一般的に薬剤師は薬局や病院、ドラッグストアに出社しないと仕事をできません。しかしYOJOでは、独自のシステムを自社で開発しているため、本来出社しないと働けないはずの薬剤師でもリモートワークが可能です。

このパートで特にご好評いただいたのが、行政の方とのコミュニケーション方法でした。医療のような規制の厳しい業界では、本当に法律的にホワイトなのかを確認しながら開発することになります。

薬剤師のリモートワークシステムの開発も例外ではなく、医薬品の相談・販売は店舗にいる薬剤師が対応しなければならないという法律があったため、本当に法的に問題ないか確認をしながら開発する必要がありました。

薬剤師のリモートワークシステムを開発をする上で、どのようなコミュニケーションを行政と取っていたのか具体例を出しながらお話ししたので、規制の厳しい業界で開発をしている(またはこれから働こうとしている)エンジニアの参考になったのではないかなと思います。

ドメイン知識×エンジニアリングの掛け合わせが武器になる

次に人気ゲーム スプラトゥーンで(一瞬だけ)世界一になったことがある竹内から、スプラトゥーンで世界一になった経験を交えながら、ドメイン×エンジニアリングの重要性の話をしました。

このパートは「面白い!!」という声がとても多く、特に大好評でした。



なぜドメイン知識×エンジニアリングの掛け合わせが武器になるかというと、ドメイン知識のあるエンジニアが設計〜実装までするのが、最も効率・品質・コストの面で良いからです。

ドメイン知識×エンジニアリングをうまく活かしている事例が『薬剤師エンジニア』です。YOJOでは薬剤師とエンジニアが議論しながらサービス開発をしているので、薬剤師エンジニアのように薬剤師が使う専門用語を理解しているエンジニアが開発チームにいることによって、スムーズにサービス開発をすることができます。

業界知識があるとプロダクトへの解像度が高くなるのは、医療業界だけではなく、他の業界でも同じことだと思います。これからのサービス開発では、ドメイン知識×エンジニアリングを掛け合わせることができる人材がより一層重要になってくるのではないでしょうか。

医療業界でエンジニアをするのは今後もっと楽しくなる

最後に「これから医療業界でエンジニアをやるのはもっと楽しくなる」というお話をしました。なぜ楽しくなるかというと、医療業界は規制緩和が進んでおり、エンジニアリングで解決できる課題がこれからどんどん増えていくからです。

例えば、最近だと「病院での診察」や「薬剤師から受ける薬の説明」がオンラインで受けられるようになりましたし、2023年には処方箋の電子化が本格的に始まろうとしています。このように医療業界に大きな変革が訪れようとしているのです。

IT化が遅れている医療業界だからこそ、エンジニアが社会に大きなインパクトを残せるチャンスがたくさん転がっています。医療業界に飛び込むのであれば今がベストなタイミングなので、興味があればぜひ飛び込んでみてくださいというメッセージで本セッションを締めくくりました。

終わりに

YOJOとしては初めてのTech系の大規模イベントでしたが、無事に終わることができました。本セッションにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

【メンバー募集中です!!】

YOJOでは医療業界を変えたいと熱い思いをお持ちのエンジニアの皆さまと一緒に、患者満足度世界一の医療機関を作っていきたいと考えています。

カジュアルにお話をしたいという方も大歓迎なので、ぜひ下記のリンクからご連絡をお待ちしております。医療業界に興味のあるエンジニアの皆さま、ぜひカジュアルにお話しましょう。


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