ダニアレルギーは1に洗濯、2に選択、3に掃除 その2選択編
喘息、アトピー、鼻炎(くしゃみ、鼻水)ダニアレルゲンとのおつきあいは大変なので、できるだけ管理が楽にできるものをまとめてみました。
ダニアレルギーの中でも喘息の子をもつお母さんの苦労は大変なもの。
毎日丁寧に家の掃除をしたり頑張り過ぎていませんか。
子供の健康が関わってくると「自分が頑張れば、自分さえ頑張れば」と自分を追い込んでしまいやすくなりますが、ただでさえ時間の無い日々の中でさらにダニアレルゲン対策に大幅な時間と体力を割くのは最小限にしたいですね。
ダニアレルギーは1年中続き、しかも終わりが無いので日々の管理負担が減るものを選んで生活に中にとり込んでいけるといいと思います。
布団、寝具
まずはやっぱりダニ発生源の布団対策です。
①良い羽毛布団より洗える布団
環境再生保全機構のホームページによると布団の洗濯は週一回が目標です。洗濯機で洗える布団かどうかでだいぶ負担が変わります。
②布団よりベット
低い位置はダニアレルゲンを含むホコリが舞い続けているので床上30 ㎝以上の高いところで寝ることがお勧めです。
③普通のシーツより防ダニシーツ
布団からダニアレルゲンが舞い上がるのを防いでくれます。最近はだいぶお手頃価格のものが増えてきました。
④そば殻・綿枕よりパイプ枕
中にパイプ状の詰め物が入っている枕です。丸洗いしやすさと乾きやすさがだいぶ違います。
その他
⑤布ソファより革製、またはビニール製ソファ
寝具の次にダニが発生しやすいソファ。買い替えの際はダニが繊維の隙間で増えずらいものを。
⑥畳やじゅうたんよりもフローリング
フローリングなら1回の掃除でほぼダニアレルゲンを取り除けることが分かっています。
⑦かさのある照明よりも天井据え付け型
掃除が必要な照明よりも必要ない方が楽ですね。
まとめ
これらの情報は環境再生保全機構のページを参考にしています。
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/basic/adult/control/measures/indoor.html
管理がしやすい寝具や家具に買い替えるには金銭的な負担が発生します。喘息、アトピー、くしゃみ、鼻水など、改善したい病気の症状やアレルゲン管理にかけられる時間と合わせてすぐに買い替えるのか、買い替え時期などまで待つか判断されるといいと思います。
そしてアレルギーをもつ子のお母さんが掃除や洗濯よりも自分の時間をもてたり、子供と過ごす時間を多く確保できるようになるといいと思っています。