ダニアレルギーは1に洗濯、2に選択、3に掃除 その1洗濯編
ダニアレルギー対策としての寝具の洗濯をまとめました。
しつこく続く、くしゃみ、鼻水はダニ アレルギーの可能性があることを書きました。
https://note.mu/pharmama/n/nff8831939347?creator_urlname=pharmama
なぜ洗濯
なぜ洗濯かと言いますとダニのアレルゲンは水溶性、つまり水に溶けるので洗濯するとその時点で掃除機で吸うなどするよりもはるかに効率よく、しっかりアレルゲンを取り除くことができるからです。
特にダニが大繁殖しやすい寝具は洗濯がお勧めです。
中でも最近、アレルギー専門医の間で流行り始めたのが「布団の丸洗い」。丁寧に時間をかけて布団に掃除機をかけるよりも洗ってしまった方が一気に症状が改善した患者さんを時々見かけます。
布団を洗う!?
でもそれ以上に多いのは「布団って。。。。洗えるんですか?」と困惑する人。
まずご自宅のお布団の四隅を探して、洗濯表示が書かれているラベルを見てみてください。私も過去にびっくりしたのですが、布団にも洗濯表示ってついているのです。
羽毛布団でなければ水洗いマークがついていることが多いと思います。
左が旧デザインの洗濯機洗いOKマーク、右が新デザインの水洗いOKマークです。旧デザインも単純な水洗いOKは右側のような桶のマークです。
これがついていたら普通の衣料用洗剤で洗えます。
悩ましいのは羽毛布団で「水洗い不可(水桶に×マーク)」になっている布団です。旧マークで「水洗い不可」は結構おうちクリーニングできてしまうものが多いです。
羽毛布団を洗う時の注意は「中性洗剤を使う」ことです。商品名だとエマールとかアクロンなど「おしゃれ着洗い」用洗剤です。普通洗剤で洗うと羽毛の空気を含んで温かさを保つ力がなくなってしまうそうです。
洗濯表示についてはPanasonicさんのこちらのサイトが分かりやすいです。
布団という大物洗いのイメージがつかない方も多いと思いますが、書き始めると超大作になるのと、外干し必須なので花粉の季節が終わる5月ごろにnoteに書きたいと思います。
布団以外の寝具、シーツ、布団カバー、枕、枕カバーも洗濯お勧めです。
体験談
私の家の無印良品の羽毛掛け布団は洗われ過ぎてだいぶぺったんこになって保温性が無くなってきました。やはり洗えるとは言え布団の痛みは避けられないです。
家族そろってアレルギー体質なので掛布団を洗濯すると夜中に家族の誰かの咳やくしゃみで目が覚めることもなく、ぐっすり眠れるので健康第一でガシガシ洗っています。
洗って日に干す時に透けてみえる羽毛がボロボロでこんな哀れな鳥を想像して笑っています。
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