LDLコレステロールは年齢によって基準値が違う
今日は薬局にて執筆中。
今、宮城ではヘルパンギーナ・手足口病が流行中。小児がかかる夏風邪の一種ですが、大人でもかかる場合があります。
その他にも溶連菌・コロナ・胃腸炎・一般的な風邪などの患者さんもいらっしゃいます。
コロナ以前よりこの次期の感染症が多いような気がします。。。。これまで感染予防を徹底した影響なのでしょうか。皆さんの周りではいかがですか?
さて、昨日は
年齢と共にコレステロールは上がるということをお伝えしました。
また、健康診断の基準値は統計学的なもので、医療に基づく数値ではないということも。
今日は、性別・年齢別の基準値をお伝えします。
(日本人間ドッグ学会の基準値)
【女性】
LDLコレステロール
30〜44歳=61〜152㎎/dL
45〜64歳=73〜183㎎/dL
65〜80歳=84〜190㎎/dL
総コレステロール
30〜44歳=145〜238㎎/dL
45〜64歳=163〜273㎎/dL
65〜80歳=175〜280㎎/dL
【男性】
LDLコレステロール
72〜178㎎/dL
総コレステロール
151〜254㎎/dL
コレステロールやLDLは低ければ低いほうがいいと言う人もいますが、そんなことはありません。
私達の細胞はコレステロールでできています。
LDLは全身にコレステロ‐ルを運ぶ働きがあるので、減らしすぎると細胞がうまくつくられなくなってしまいます。
過去に脳梗塞や心筋梗塞を起こしたことがある人や糖尿病がある人などは低くした方が再発予防になりますが、病歴が無い場合は低くしすぎないほうがいいのです。
特に女性の場合は、LDLが高いせいで、心筋梗塞のリスクが上がったということは確認されていないので、年齢で上がってきたコレステロールは過剰に気にする必要は有りません。
LDLだけで判断するのではなく、病歴や他の血液検査の数値などから総合的に判断することが大切ですね。
追記
LDLが高くて心配だな、総合的に判断したいなと思った方、
只今無料でこちらの判定を行っています。
(期間限定なのでいつ辞めちゃうかわかりません。見れなくなっていたらすみません。)
気になる方はお早めにお答えください。一言アドバイスもお送りしています。
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