LDLが高くて心配?数値はこう見るといい!
健康診断で多くの人が悩むコレステロールの値。
●中性脂肪は下がったけど、LDLだけが下がらない。
●HDLも高けど大丈夫かな
●総コレステロールが基準値をこえているけどいいのかな
などなど・・・
特に、LDLコレステロールのお悩みが多いです。
確かに健康診断で基準値を超えているとドキッとしますよね。そして、特に女性の場合は、どんなに生活習慣をきをつけていても、年齢とともに上がっていくので、余計心配に・・・。
そもそも
「コレステロール=悪いもの」
のような感覚になっていますが、これはちょっと間違い。
私達の細胞はコレステロールでつくられています。
そして、LDLコレステロールは肝臓から抹消へコレステロールを運んでいます。
なので、これが極端に減ると、細胞がうまくつくられない、修復できないという状態になるので少なすぎてもあまり良くありません。ある程度は必要です。
その上で大事なのは、LDLの数値だけで判断しないことです。
LDLと対象的なHDL。
HDLはコレステロールを抹消から肝臓に運ぶ働きがあります。
なので、まずはこのバランスが大事です。
LDLが高くて心配という人はHDLの数値も見てみましょう。HDLが60以上あればまずは心配ありません。
ちなみに、LDL・HDLが両方とも高くなると総コレステロールも高くなるので(総コレステロールはHDLとLDLのほぼ合計値)、ぶっちゃけ、その数値もあまり気にしなくて大丈夫です。
さて、
次に中性脂肪はどうでしょう。これも60以下であればLDLが高くても心配ありません。中性脂肪が高いという方は糖質量を減らせば3ヶ月程度で改善できますので、取り組んで見ましょう
そして、血糖値も見ておきましょう。
「血糖値が高い」というのは、糖で血管を傷つけている状態です。LDLはその傷ついた部分を修復しようとコレステロールを運んできます。
そこに
更に糖がくっついて、コレステロールがくっついて、また糖がくっついて・・・
を繰り返すと、いわゆるプラークができて動脈硬化につながっていきます。
なので、血管を傷つける糖の値が基準値以内であれば心配ありません。
日本のLDLの基準値は139以下となっているのですが、国際基準は190以下です。
もともと厳し目にしてあるので、基準値を簡単に超えてしまいます。
「そうはいっても、やっぱり基準値を超えていると心配なんだよね・・・・」
という人は、今回お伝えしたHDL・中性脂肪・血糖値も参考にしてくださいね。
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