脂肪肝かどうかは健康診断からわかる
脂肪肝。
肝臓に脂肪がついた状態ですね。特に中高年の男性のお悩みの一つです。
脂肪肝には
アルコール性と非アルコール性とあるのですが、
特に最近は、非アルコール性の脂肪肝が急増しています。
「肝臓に脂肪がついてても問題ないでしょ」と軽く考えている人もいるかも知れませんが、非アルコール性の脂肪肝は1~2割程度の確率で肝炎を発症し、肝硬変や肝臓がんへ進行していきます。
でも、肝臓は沈黙の臓器とも言われているくらい、炎症が起きていたとしてもほとんど自覚症状を感じません。
なので、自分の肝臓の状態がどんな状態なのか知ることがとても大切です。
通常脂肪肝かどうかは、エコー検査を行うのですが、健康診断の結果でも把握することができます。
それが、AST/ALT/γーGTPの3つです。
AST・ALTは51以上で異常。
γーGPTは101以上で異常
となります。
これらの数値は肝臓の細胞が破壊される、つまりは炎症が起こっていると血液中に漏れ出すため高くなります。
脂肪肝になるとALTのほうが高くなるため、検査値が基準値内であっても、ASTよりALTのほうが高いときは脂肪肝がある可能性が高いです。
健康診断で引っかかっている場合は内科の受診をオススメします。
PS:
脂肪肝を改善するにはとてもシンプル。とにかく減量&食事改善が最も効果的です。食事9割、運動1割とも言われているので、効果的に改善したい場合は食事を見直しましょう。
まずは1ヶ月に2kg減です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?