フリーランスになるならお金には意識を持とう④。
こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。フリーランス薬剤師のおもちです。
今回のシリーズではお金に意識を持つことは非常に大切であり、生活予備費を取っておくこと、毎月きちんと貯蓄(私の場合は分散投資ですが)をしていくことをお話してきました。
今回は私が出会った本で、お金のとらえ方、付き合い方が変わったものを紹介したいと思います。
松浦 弥太郎著
「松浦 弥太郎の新しいお金術」
という本です。
松浦さんは「お金は友達」という考えから「お金さん」と呼びます。
この本を読んで以来私は「お金さん」を「お金」とさん付けせずに言葉に出してしまうことにちょっと抵抗感を感じるようになりました。
「お金さん」を友達だと思って、どうやってお付き合いしたら相手が喜んでくれるか考えてみたら、おのずとお金さんの使い方が変わるという指南書だと思います。
内容は・・・
お財布について。
ポイントカードについて。
自分の買い物の仕方について。
お札のしまい方。
などいろんな角度から松浦さんはどのように「お金さん」とお付き合いしているか、という例が書かれています。
一番なるほどな、と思ったことは
何かを購入しようかと思ったとき、立ち止まってお金さんが喜んでくれるか、考えてみる。
ということ。
例えば洋服を買うとき、勢いで買ってしまって家に帰った時、「しまった!別に必要ないものを買ってしまった」、ということはありませんか?
例えばテレビで紹介されていて「自分では必要ないものと思っているがそんなに必要でないかな」、と思いながらでも流行っているからな、と購入してしまうもの。
例えば、インテリア雑貨、例えば洋服、例えば掃除機、例えばシャワーヘッド。
以前、薬局に勤めていた時「Refa」のシャワーヘッドを卸さんがコロナの時期に医療従事者応援シリーズで売りに来ました。とてもお値打ちでした。
薬局で購入しなかったのは私ぐらい。以前の私ならこんなにお値引きはなかなかないだろうから・・といった理由できっと購入していたと思います。
その時はしっかりと立ち止まり、「私にはデザインも自分の好みではなかったし、機能も私には必要ない」と判断し購入しませんでした。
結局、はやっていても「自分に必要か」、とか、「自分が好きなものか」って本当に人それぞれなんですよね。
だから流行っていても自分の好みに合わないものは、やっぱり合わないのです。
一方本当に必要なものにはお金が多少張っても思い切って購入します。
だって必要ですから。
そうやって必要なものには惜しみなく、しっかりと使い、必要ないものには使わない。
私は子どものころから「旅館屋さんごっこ」をするぐらいホテルや旅館が大好きです。
私には「このホテルに泊まってみたい」というホテルがいくつかあります。
そのためには少しずついいホテルに泊まって、ホテルにおいての所作も覚える必要があるし、服装もそれに合うものをそろえていくことが必要です。バンコクのマンダリンオリエンタルホテルはバックパック禁止です。
ラグジュアリーホテルにはそれにふさわしいふるまい方があります。
そして自分の部屋をそんなホテルのようなリラックスできるいい家具(財産として受け継いで行ける安すぎないいいもの)を置きたい。
という夢もあります。
ホテルに泊まって自分がデザインを吸収し、どのような家具を買い、置くか。そうすると自分がリラックスして本を読んだりリラックスしたりできるか。
そのためには無駄遣いできません。
お金さんは友達。
お金さんに楽しく自分の仲間として、自分が楽しく過ごせるように働いてもらう一方、お金さんには自分のところでは楽しんでもらう。
こういったことを学ぶことができた、そして何度も読み返している本です。