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入院9日目 日々の暮らしの食生活について話す
5時ごろ起床。仕事しようとしたらmacOSのアップデート。んーやっとこかぁってしたら数十分かかっちまう。ブログかけねえよ。
7時ごろ、朝食前血糖値測定は147、体重は95.2kg。穿刺は左手小指。
11時ごろ、栄養士と面談。主な議題は『人生ソロプレイではこんなメシはくえんぞ、そもそもプロが栄養管理して献立を決め、プロが調理してるのを素人の俺ができるのは限界がある。どうすべきか?』『半年後に打つことになっているインスリンやビクトーザを用いる場合、これまで軽く避けてきた主食の類は食べなければいけないのか?』の2点。
後者は「食べよ」ということになった。『インターネットを信じるのか主治医を信じるのか』となったら一応後者をとらねば医者にかかった意味があるまい…。あとは量の問題か。
前者は食品交換表をもとにがんばるしかないということになった。冷凍野菜などを活用せよと。カップ麺は食べてよいのか?よいが汁は飲めとけ。なんだかんだで45分も話してしまった。あと味付けについて「ハイミーなどいわゆる化学調味料の類は塩に分類されるのか?」という質問をぶつけたら「塩が含まれているので同義である」「リケンさんから化学調味料・塩不使用の調味料がでている」とのこと。AJINOMOTOさんのページをみると「塩よりは少ないぜ」という回答が乗ってたりする。
昼食前血糖値測定は133。穿刺は左で人差し指。痛い。昼食のメニューに二杯酢というものがある。n杯酢ってものがあるのか?ぐぐってみたら酢+醤油らしい。つまり三杯酢のみりん抜き。なるほど。
14時ごろ、リハビリテーション科から呼び出しがかかって昨日こなしたストレッチメニューとエアロバイクを10分。脈拍130ぐらいだったが「加藤さんは年齢的に180ぐらいいけます」とのこと。マジかよ。そして帰りは7階まで階段を登る。汗だくなので風呂を借りようとしたらいっぱいで借りられず。ふぁっきゅー。
15時、座学開始。今回は『間食・飲酒・外食について』。学習した内容は以下
・「摂取」 - 「消費」 = 「体重」 + 「血糖値」
・人間の体は飢餓には強くできているが栄養過多には弱い
・メシ → 小腸で吸収 → 肝臓で糖へ → 心臓から糖を全身へ
・血中の糖はインスリンとペアになることで細胞へ
・脂肪細胞はこのインスリンの機能を弱める
・インスリンは膵臓から出るがもちろん出せる量・出しつづける時間には限界がある
・腹を減らしてからメシを食うと吸収がよい、これは糖尿病患者にとってはよくないので「時間をあけて」「定期的に」食べること
・間食は食品交換表1を避けること
・間食をどうしてもとりたいときは食後などなるべくはやく食べ、次の食事まで血糖値を下げる時間を稼ぐこと
・酒はどこで分解するか?肝臓である、肝臓はたくさんの機能を持っている
・しかし肝臓はマルチコアではない、同時にたくさんのことはできない
・一番優先するのは毒素の分解なので、低血糖を起こす可能性がある
・毒素分解の仕事が終わったらもちろん糖を作ることもやるので高血糖になる可能性がある
・まぁつまり酒は血糖コントロールしにくいので飲まないほうがよい
・外食はやっぱり食品交換表1(炭水化物)・3(たんぱく質)・5(油)・塩が多いので気をつけよ
・カレー粉(not カレールウ)・唐辛子系などはほとんどエネルギーがないのでうまく味付けに使う
テストはもちろん100点、講義室最速脱出!
18時、夕食前血糖値測定 115。穿刺は人差し指。ついに一般人の数字だ!ビクトーザ0.6mg自己注入。金曜日夕食の主食が「五目ご飯」か「パン」かの選択でパンを選択。
食後眠くて1時間ほどねる、20時ごろ階段昇降。
21時ごろにはもうインターネット接続速度おそすぎて仕事にならねえ。インターネットにつながってないときでも開発できる環境作りについてレポートするつもりが無料WiFiが提供されてるせいもあってイマイチやりそこねたな。
新たに入院してきた同郷のおじいちゃん、「造影剤の話きいてますか?」「わしゃきいとらんわ〜」ってその話もう100回ぐらいしてるやろって思わず笑っちまうよ。書面で残してやれ。難聴も入ってるので余計つらそうだわ。
21時すぎ睡眠前血糖値測定 197。にゃーん。一気にあげてしまって昨日より激しい。