よくよく考えれば小論文を学んだのは、社会科学の仕組みを先取りしようとする狙いがあったからだ。思想が右でも左でもなく、社会に存在する解決すべき課題を見定め、考える。それって大人になっても変わらない連綿とした知の体系を自分の中に落とし込む、重要な練習である。私の中だけでは完結しない。

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