知らぬ間にストレス
人って知らぬ間に
無意識にストレスを感じている。
ストレスだわぁ‥って認識できている時は、
とてもいいとき。
一番まずいのは、
ストレスを感じていることに本人が気付いていないときだ。
誰だって、ストレスは感じるものだが、
その許容量と言うのは、かなり個人差がある。
故に、ストレスを受けるには、全く容量が足りていないのに、
ストレスを感じていることに気付かず、
ストレス原因を取り除けないまま過ごすと、
いきなり体調不良になる。
ふと、
「あ、自分結構疲れてたんだな…。あれのせいかな。」
「もしかして、ストレスに感じてたかな。」
「無理してたんだな…」
と、
そのとき本人が気付ければ良いが、
生真面目な人や器用貧乏な人、
イエスマン、一人で抱え込む人は、
意外にも(当たり前に)、その事実に気付かない。
そうして、気付かぬまま、鬱病や適応障害、解離性障害、不眠症などの疾患に陥ることもある。
予防策としては、
日記をつけること。
これは、1日の振り返りと、物事の整理を頭と心で行うことができるという点で、
客観的に自分の状態を見やすくする事ができる。
客観的に見やすくなるという事は、
自分がどう感じているのか。
なぜそう感じたのか。
この日は疲れてるのに、
ほかの日は、愚痴も少なく元気なのか。
と言うことが、とてもわかりやすい。
ここで、重要なのが、
【自分を客観的に見る為に、日記を書いている】
を前提にしておくとこと。
そうすることで、より一層、自分自身のSOSサインに自分自身が気付くことができる。
それができれば、書いてある内容からストレス原因を探すこともできるし、
ストレス原因が分かれば、次に取るべき行動も、
見えやすくなる。
日記が面倒という人がいたら、
体調に違和感を感じたら、
前後にいつもと違うことがないか、確認して欲しい。
それで全ての人がストレスを受けていることに気付くとは限らないが、
ある程度の人は、生活改善にも繋がるし、
自分の精神状態を自身がしっかりと認識できていなくとも、無自覚にある程度の道のりを思い描けていたりする。
そんな私は、鬱病になってから日記を付けているが、
解離性障害が出た際は大いに役立っているし、
カウンセリングを受けときや、
家族に話すときに、物事を整理して話せるようになった。
鬱病になりたての頃は、物事を整理して話すことさえ出来なくなっていたので、これは、大きな進歩なのだ。
しっかりと話せるのは、
実に、大切な事だと実感している。
これからも、他の持病とあわせて、
共存していったり、
向き合って病をどこかへ飛ばしたり、
そんな風にして行ければいいなと思いながら、
今日も今日とて、生きている。