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宇佐見すばる(東大医学部生)の生態を調査してみた〜第2話〜

〜前回のあらすじ〜

彼、宇佐見すばるは、東大医学部に通っている。

東大医学部と聞くと、天才集団のイメージがある。
しかし残念なことに、彼は全くもって「天才」とは言い難い。

一言でいうと、誰よりも「愚直」で「泥臭い」
彼の泥臭さは、本当に異常だといつも感じている。

まあ、行動力だけは人一倍長けているのかもしれない。
リスクを顧みず、色々なことに妥協なく挑戦し続ける。

その分、失敗の数は、本当に計り知れない笑

ただ失敗を繰り返しながらも、情熱を持って起き上がり、再び挑戦し続ける。そんな彼と近くにいると、何故か勇気をもらえる笑

東大医学部とは決して思えない「人間ぽさ」
そんなところが、なんとなくエモいのだ。

さて、今回の第2話では
決して天才肌だとは思わない彼が

✅どういうきっかけで、東大を目指したのか?
✅どういうメソッドで、東大現役合格したのか?

気になる高校時代のエピソードに迫ってみた。

まさに、凡人代表の彼(宇佐見すばる)が
一体どうして、東大医学部にいるのか?

決して開成や灘など超難関高校出身ではない
地方高校出身の彼が、どうして東大に現役合格し
東大TOP10に入り、医学部に進学できたのか。

今回のnoteは、彼と同じく地方高校に在学しながら
東大合格を目指す子に、ぜひ最後まで読んでほしい。

(逆に東大A判定の人は、今すぐこのページを閉じてくれ笑)

[注意] ただまるっと全て語ろうとすると、完全に字数overするので、大事な要素だけを抽出して書いてみようと思う。興味のある方は、最強の勉強法を読んでみてくれ(学校の図書館とかにも置いているらしい←)

** ↓ **

(↑これが本の目次らしい(続きもある)。第1章がエピソードのようだ)
一番興味の湧いた部分を、3つのポイントに絞って選んでみた。

**「1」東大を目指したきっかけは、とある漫画にあった

「2」東大を目指すようになってから(最初の成功体験)

「3」血の滲むような3ヶ月間(スランプの乗り越え方)**

** ↓ **

「1」東大を目指したきっかけは、とある漫画にあった

彼は香川県で一番の公立高校に合格した。
国語が120位中118位という状況から、ギリギリ滑り込めたようだ。

ただギリギリだったため、東大合格なんて程遠い距離にあっただろう。

そんな彼が高1の時、とある漫画に出会ったという。それはすばるのお母さんが、たまたま買っていた漫画らしい。

彼自身、本をたくさん読む人ではなく、かつ1つの本を読むのに1ヶ月かかるペースだったため、最初は抵抗があったようだが、読んでいくとその斬新なストーリーに魅了され、21巻くらいをたった7日で読み切ったらしい。

その漫画こそが「ドラゴン桜」だ。

以下は、彼の本からの引用。

高校に入ってから最初は、計3つの部活動に入り充実した生活は送っていたものの、勉強に関して、高校入学時はあまり一生懸命取り組んだわけではありませんでした。ただそんな中である漫画に私は出会い、これが私の人生を大きく変えてくれるものになったのです。

その漫画というのは、当時一番流行っていた『NARUTO』や『ワンピース』などのようなものではなく『ドラゴン桜』(三田紀房作)という今まで見たことのないような内容ものでした。

(中略)

私は『ドラゴン桜』の価値は、勉強法や受験テクニックというのはもちろんある程度ありますが、それよりも「東大合格を錯覚させてくれる」ことにあると思っています。

普通に生きていると、東大とは日本最難関で、天才たちの集まりなんだから、自分のような平凡な人間は行けるはずがないと思ってしまうのが当然だと思います。

この『ドラゴン桜』を読むと、どんな人でも「自分でも東大に行けちゃうのではないか」と思いませんか?

私はそのことが非常に重要なことだと思っています。

実際、私もこの漫画によって「錯覚」させられたからこそ、東大合格という目標、ゴールが見えてきた。この漫画のおかげで、私は高1の段階から実力はとても遠かったものの、東大合格しか考えられませんでした。

いやー確かに、、、なるほどな笑、と思った。

なぜ地方の高校生は、東大進学率が低いのか?

それはそもそも「能力が低い」「才能がない」とかではなく
単純に「東大合格を無理」だと思っている人が少なくはないのかな。

つまり、単なる情報不足だ。

しかし彼の凄いところは、限界を作らなかったこと。
不可能だと言われていることを、可能にしたことだ。

そう考えると、すばるが東大現役合格しただけじゃなく、東大在学中の試験の成績でTOP10に入り、理3よりも難しいと言われている進振りで、東大医学部に進学したことも、納得できなくはない。

限界を作らずに、常に挑戦し続ける。

たしかに今のすばるの人間以上の行動力は、東大現役合格を目指し、その過程で築いたメソッドに由来しているのかもしれない。


** ↓ **

「2」東大を目指すようになってから(最初の成功体験)


ただ、東大を目指すと決めても、よくビリからSTARTして、東大合格レベルまで登りつめたな、とは思う。

確かすばるから聞いた話だが、高1の時、周りの友達に初めて「東大目指すかもしれない」と言った時は、めちゃくちゃバカにされたらしい。腹がよじれるくらい笑われたらしいw

それもそのはずだ。冗談だと思われたんだろう。

そんな彼が良く、口癖のように言うフレーズがある。

「 10000回の失敗よりも、1回の小さな成功体験こそ価値がある 」 

最初は10回でも100回でも、1000回、10000回でも失敗しよう。

でもその中で、どんなに小さくても、醜くても良いから
まずは自分だけが誇れる「小さな成功体験」を見つける。

一つの成功体験が、一生を変えるから。

確かに、本にも書かれている通り、短期間で成績を爆発的にあげる人の特徴としては、「小さな成功体験」がきっかけで、それがどんどん「成功の連続」につながって、指数関数的に伸びていくということが多い。

彼自身も、国語や英語は全然ダメだったが、最初の数学Aの因数分解の定期試験で、100点をとったらしい。たかが計算問題だったが、モチベーションが一気に上がったらしい。

(喜んでいる姿が、目に浮かびますね笑←)

以下は本の引用↓

ちょうど私のクラスでは40人だが、先生が「100点が2人いる」と言っていた。その後でみんなが探偵のように、そしてあたかも『ウォーリーを探せ』のように、「誰が100点をとったのか」を探っていたのを覚えています。

私がその一人であることを知った中学時代を知る友達からは、「凄いな!どうやって勉強したん?!」と驚きながら質問されました。「いや、今まで勉強していなかっただけやから」と照れながら答えましたが、正直心の中では「次も良い成績をとってやろう!」と数学のテストが楽しみになっていました。

数学Ⅰのテストは普通の点数だったのですが、数学Aで100点をとったことで「数学」が好きになりましたし、得意なのではないかという錯覚によって、モチベーションアップにもつながりました。

このことは後の章で具体的な勉強法としてもお伝えしますが、成績やモチベーションをあげるためには『小さな成功体験を作る』ことが大切なのです。

また出てきましたよ、「錯覚」という言葉。

今書いていて思いましたが、確かにすばるは「想像力がかなり豊か」
ある意味、抜けているのかもしれないけど(笑)

そういう限界を作らずに、青天井に挑戦し続ける姿勢が
モチベーションの源泉となっているのだと思います。

(俺も見習わなきゃですね笑←)


** ↓ **

「3」血の滲むような3ヶ月間(スランプの乗り越え方))

長くなったので、ここでは簡潔に述べようと思う。

ざっくりいうと、高3の夏にスランプが起きたらしい。

得意の数学の偏差値が「43」だったそうで、数字を見たとき一瞬でからだ全体が凍りついたらしい。人生のどん底、絶望だったと言っていた。

そんな彼がどうやってスランプを乗り越えたのか?

確かに今も失敗だらけの彼だが、すぐに起き上がり再挑戦する。
おそらくこの経験が、原体験となっているんだろう。

本を見ると、こんなことが書かれてあった。

血の滲むような3ヶ月間。

そんな日々が続き、本当に不安で東大も諦めかけた時に、ふと自分が東大を目指し始めた時のことを思い出しました。

高校1年生の時、東大を目指した時に、その理由をひたすらに書き記したノートを引き出しの奥底から引っ張り出して、再び初心に戻って考えました。

私が「東大に入りたい!」という気持ちが強くなってきた理由は、こうです。

(中略)

一番得意な数学で偏差値43をとって、絶望ばかり感じていましたが、東大を目指す理由を最高していくうちに「このままの状態を続けると、親孝行なんてできずに、逆に親不孝になってしまう!」その思いが心の中でうごめき始めました。

「もう何が何でも最大限やるしかない!」
「次に失敗したら、本当に東大受験を諦める!」

というくらい本気の思いが潜在意識レベルから湧き上がり、次の模試までに死に物狂いで勉強することを決意しました。

まずは普段の勉強の習慣に関しても1から見直し・・・(続く)

本を読んでいる人には、彼が具体的に何をやったかがわかると思うが、俺が一番大切だと思うのは、彼が何をやったかという具体的な内容よりも「失敗から成長し続ける能力」だと思う。

勉強だけでなく、普段何気ないゲームをする時からそうだ。
必ずゲームに勝ちにくる。どんな手を使ってでも勝ちにくる。

一方で負けた時の悔しさは異常だ。オーバーリアクションを通り越している。ただその次の試合から、失敗をバネにして圧倒的にレベルアップして帰ってくることがほとんどだ。

失敗を「経験値」に変え、ポケモンと同じようにレベルを上げて進化する。まさに彼はモンスターなのかもしれない笑


** ↓ **

さて、ここまで長くなったが、いかがだっただろうか?

ここまで真剣に読んでくれたキミに、俺から聞きたいことがある。

今、この文章を読んでいる、君自身はどうだろうか?

ブレない目標を持っているか?自分の失敗から逃げてないか?
自分の限界を作っていないか?君自身の夢を諦めていないか?

ぜひ目を閉じて、自分自身と比べてみてほしい。

もちろん最初から成功する人なんていない。
そんな人、それこそ一部の天才だけだ。

特に高校生なんて、三歩先しか見えてない。
そんなこと考えるきっかけも少ないはずだ。


すばるのエピソードを聞いても、何度も言う通り、彼は天才ではないことは何よりも気づいたはず。その代わり、泥臭さはダントツで1位だと思う。

最後にそんな彼が、大事な理念として掲げている言葉がある。

「妥協なき、挑戦革命で、日本中を熱狂させる」

よく俺に語ってくれる理念だ。

「妥協なき、挑戦革命」

まさに彼の23年間の人生を、体現化したようなフレーズだと思う。

「決して天才ではない彼が、なぜそんなに挑戦にこだわり続けるのか」

その意味が今回調べて、改めてわかったかもしれない。

もちろん何度でも言うが、決して天才だとは思ってもない。別に顔もかっこよくないし、オシャレでもない。恥ずかしいミスもするし、常識もわきまえていないこともある(そんなエピソードはいくらでもあげられる笑←)

**でも、なんだろう、この感覚。

なぜか惹かれるところがあるんだよな。**

それは言葉ではうまく言い表せないが、すばる自身がこれまで体験してきたエピソードや、すばる自身の根本にある「理念」に共感したからだと思う。

** ↓ **

でも、少し不思議には思わないだろうか?

医学部卒業すれば、人生安泰の「医者」という道があるのに、学業の傍ら、なぜここまで「教育」に命を燃やすのか。しかもアルバイトとかではなく、自分でリスクを背負って事業を立ち上げてまで「教育」に携わっているのか。

3年前から、全国の高校生に勉強法を伝えて、これまで東大や早慶、医学部含めて、複数人の志望校合格に携わり、色々な生徒の人生を変えてきたことは、俺自身も近くで見ているからこそ、よく知っている。

実際俺も、すばるの理念に共感して、一緒に受験生に勉強法を教えているメンバーの一人だからだ。

でも、やっぱり気にならないか?

**彼がなんで「教育」に目覚めたのか?

そこには、どう言う理念があるのか?
そして彼が求める未来は何なのか?
**

受験生のキミにとっては、特に必要なことではないかもしれない。別に知ったからって成績が上がるわけでもないし、頭が良くなるわけでもない。

でも、彼が今、何のためにどんなことをやろうとしているのか?

それを知ることは、もしかしたらキミの未来を変える1ピースになるかもしれない。モチベーションをあげる1つのきっかけになるかもしれない。

それを明日、noteに書こうと思う。楽しみに待っていてください。


固くなってしまったので、最後にすばるの顔で終わりたいと思います!笑








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