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【子どもも夢中?!】音楽ゲーム・アニメ

皆さんは、何をきっかけにして音楽の世界にハマりましたか?
なんとなく、気がついたら、家族の影響で・・・

理由は様々あるかと思います。😌

私は長年、小学校の音楽の先生をしていました。
中には、音楽が苦手な子や嫌いだという子もいました。

理由は様々でしたが、主に他のスポーツや習い事に興味があったり、歌ったりするのが苦手、記号がわからないなどの理由がありました。

ただ、そんな子でも違うアプローチをすると興味を持ってくれる子が少しずつ増えていきました。

それはどんな方法かというと、子どもも大好きな「ゲーム」や「アニメ」をさせてみる事です。
もちろん、子どもだけでなく大人が見ても楽しめるものばかりですので、ぜひご覧ください。


【著作権について】

まず初めに、こちらについてお話しさせていただきます。
今回の記事で紹介するゲームやアニメには公式のものや非公式のものもあります。
非公式のものに関しては、著作権が守られているか怪しいグレーなものもありますので、ご使用なさる場合は自己責任になります。
当方は、あくまでも公式から出ているものを推奨いたします。

著作権についての詳しい内容は必ずご自身でお調べください。
こちらでは一切の責任を負いませんのでご了承ください。


【ゲーム】

まずはこちらから、ボカロ好きな子どもに大ヒットした
プロジェクトセカイ(プロセカ)です。

こちらは、主にボーカロイドの曲を中心とした音楽ゲームです。
本来はスマートフォンやタブレットなどでダウンロードできるアプリなのですが、大ヒットしたゲームでもありますのでWebでもお試し練習することができます。
そちらでは、実際の得点などは表示されませんが上から流れてくる図形をなぞりながら楽しむことができます。

上のサイトは、おそらく有志の方が作成したものになりますので公式ではありませんが、広告もなく本物同様楽しむことができます。
※非公式であるため、突然サイトがなくなる可能性もあります。

ボーカロイドの曲に特化しているため、知らない人にとっては難しいものになりますがゲーム内容は誰でも簡単に理解することができます。


続いて、こちらも大ヒットした太鼓の達人風のゲームが出来ます(非公式)
Taiko Web 

こちらも非公式ではありますが、広告もなく太鼓の達人風のゲームを楽しむことができます。
右からどんどん流れてくるリズムを正しいタイミングでタップしていくゲームになります。
1度本物の太鼓の達人で遊んだことのある人はすぐにやり方を理解することができると思います。
公式の太鼓の達人は、ゲームセンターなどに数百円で体験できます。こちらは実際にバチを持って太鼓を叩くことができますのでWeb版よりもリアルに楽しむことができます。😊

ゲームセンターの規模によっては最新機種のものもありますので、最新のヒット曲な度にも対応しています。ぜひ実際に叩く楽しさも体験してみてください。

こちらもプロセカのように上から流れてくる図形をタップする
Sparebeat です。

こちらも主にボーカロイドの曲が多く載っています。
アプリなどはなくWeb版になりますが、動作もスムーズで実際に流れてくる図形をタップすることもできます。
得点なども出ますので、何度も楽しんでプレイすることができます。


【アニメ】

今は音楽の漫画やアニメがたくさんあります。
音楽をよく知っている人であれば漫画でも楽しむことができますが、せっかくなら出てくる曲を聴きながら楽しんでもらいたいですよね。
そのため、子どもにはアニメで見せてあげるとより楽しんで興味を持つことができるかと思います。

・青のオーケストラ

こちらは、弦楽器(主にバイオリン)が登場します。
主人公が色んな壁にぶち当たりながらもバイオリンや音楽の楽しさを知っていくというストーリーになっています。
高校が舞台になっていますので、パート争いや青春の要素もたくさんありますが、実際に出てくる曲は「チャイコフスキーのくるみ割り人形」や「ヴィヴァルディの四季」、「ドヴォルザークの新世界」など有名な曲も多いため、演奏シーンをピックアップするといいと思います。
オーケストラの面白さを知ることができます。

・のだめカンタービレ
こちらは音楽大学を舞台に、たくさんの個性的な仲間との葛藤や絆をリアルに表現したストーリーです。
アニメもおすすめですが、こちらはドラマ・映画化もされていてそちらの方がリアルな楽器を見ながら楽しむことができます。
現在は再放送やDVDなどで見ることができます。
オーケストラも出てきますが、主にピアノや指揮などが出てきますので音楽を習っている子や元々音楽に興味がある子に向いているかと思います。

私も音楽大学に通っていたことがあるので、出てくるシーンにはとても共感できたり楽しむことができました。
何度も見返したくなる素敵な作品です。

・四月は君の嘘

こちらは天才ピアニストと呼ばれていた中学生の主人公がたくさんの苦悩と戦いながらも音楽の楽しさを実感し、成長していくストーリです。
作中には、ヒロインが入院するシーンやトラウマと葛藤する場面も多く出てくるため、ただの音楽アニメとひとくくりにできないほどの見応えがあります。
誰かを想って演奏したり、誰かに届けようとする気持ちに共感し、とても心に響く作品になっています。
自分よがりにならず、たくさんの人への想いを受けながら演奏するシーンはぜひ見ていただきたいです。

・ミッキーマウスの大演奏会/ファンタジア
こちらはYoutubeなどで「ミッキー オーケストラ アニメ」など検索すれば出てきます。ほとんどが非公式のupした動画ではありますが、お馴染みのキャラクターが楽しく演奏会をする動画で10分ほどで見ることができます。
可愛らしいキャラクターが楽しそうに演奏している様子は見ていて楽しくなります。ちょっとした隙間時間などで見ることができるのでおすすめです。

・ムジカ・ピッコリーノ

NHKで約10年に渡り放送された音楽番組です。10分ほどで音楽の知識や演奏を見ることができます。特に注目して欲しいのが、こちらの出演者は子どもも多く、実際に演奏しているんです!ギター・ドラム・トランペットなど様々な楽器が登場し、実際に演奏しているシーンは大人でもびっくりするくらい様になっています。
本当に演奏しているの?と疑ってしまうほど、素敵な演奏を聴くことができます。アドリブシーンなどが出てきた時は「おお〜!」とつぶやきたくなります。

現在は放送しておりませんが、配信用コンテンツ「ムジカ・ピッコリーノ レジェンダ」としてよみがえるとの情報があります。
2024年5月5日(日)からAmazon Prime Videoチャンネル「NHKこどもパーク」で先行配信が決定。また7月12日以降、他の配信サービスでも順次解禁予定だそうですので、お見逃しなく!

・あはれ!名作君150話「つる公クラシック」

こちらは、私も子どもから教えてもらいました!
NHK Eテレ「ビットワールド」で6年間放送されていた、ショートアニメで「150話つる公クラシック」では、面白いクラシック曲を紹介しています。
音楽に興味がない子でも、何それ?と興味をそそられるような「ジョン・ケージの4分33秒」や「マウリシオ・カーゲルのフィナーレ」など楽しく紹介しています。
5分ほどで見ることもできますので、導入として見せるのもいいと思います。

・クラシカロイド(NHK)

こちらもNHKにて放送されていたアニメになります。
ベートーベンやモーツァルト、シューベルトなど実際の作曲家を親しみやすいキャラクターに召喚させています。有名な曲を今風にアレンジしていたりと工夫が見られますが、内容としては子ども向きのストーリーになっています。
1年ほどでアニメの放送は終了していますが、色んな有名作曲家を抑えることができますので興味がある人は見てみて下さい。

【終わりに】

今回は、小学生でも楽しめる音楽のゲーム・アニメを紹介させていただきました。
こちらの記事は順次更新していきますので、また覗いてみてください。

また、実際の授業案なども載せていますのでそちらもぜひご覧ください。

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