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ファドを作曲する

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日本で唯一、キリスト教精神でファドを作曲する作曲家が、ファド・エンテーホ(埋葬のファド)を語る記事
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記事一覧

フランス詩人マックス・ジャコブの詩からポルトガルのファドを考察する

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 私達「墓の魚」は 19世紀頃の ポルトガルの漁師達の…

墓想のファドを作曲する・・シャンソン・フュネライユ(Chanson funéraire)という音楽…

「ああ・・ その片隅にいた見知らぬ他者にも、 私という無意味な歌い手にも、 どうか祝福を。 …

墓想のファドを作曲する・・シャンソン・フュネライユ(Chanson funéraire)という音楽…

「夜に大声で笑うヒキガエルを踏み潰し、 最早、生き返らない ラザロの棺桶を見つめ、 サトイ…

下水の詩を朗読しながら、アヴェイロのキリスト教信仰と、ファドを探索する公演

こんにちは。 葬儀のオーケストラ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」 の作曲家です♪ フラメンコあり、…

ポルトガルのファドという音楽には隠匿性がある

こんにちは。 普段、海で海洋生物の死骸を集めては、 それらを題材に ファドを創作している 葬…

原生生物とポルトガルのファド公演のお知らせ

「コリディーニョ、コリディーニョ、コリディーニョ・・ 螺旋階段を 脛骨の音の様に響かせて …

自分の葬式を歌った曲(古楽とファドのキリスト哲学)

こんにちは。 葬送のオーケストラ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」 の作曲家です♪ 今回、 またまた「墓の魚」の 新作動画をアップしました♪ 「私の葬儀」という 自分の葬式を見つめている 奇妙な夢の様な場面を歌っている シュールな作品です。 この曲は 私のオリジナル曲ですが、 随所に有名な古楽のメロディー (十七世紀イタリア作曲家 Alessandro Piccininiのパッサカリアの旋律) をパラフレーズして使用しています (出だしのオルガンソロなど) (ちなみ

新作動画は亡霊の歌!?(ポルトガルのファドを作曲)

こんにちは。 「墓の魚」オーケストラの作曲家です。 今回、また私が作曲し、 「墓の魚」が演…

ポルトガルの魚と漁師と人生の喪失の歌

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 私達 葬送のオーケストラ「墓の魚」は PEZ DE TUMBA …

干した魚の上を這う蛆虫・・ポルトガル漁師の郷愁を歌うサウダージ(郷愁)SAUDADEを作…

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 さて こちらは、2年前に 皆さんの応援のお陰で 無事…

「墓の魚」の【FADO ENTERRO】と、ポルトガルのファド考察

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 今日は「墓の魚」の音楽 【Chanson funéraire】の中…

まず、敗者と墓場の土の香りを嗅ぐ事(ラテン音楽の聴き方)

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 私の活動している 「墓の魚 PEZ DE TUMBA」という オ…