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【本の感想:DIE WITH ZERO/ビル・パーキンス】「あの頃」は二度と戻ってこない!最高の人生のために、今やること

こんにちは。
今日は、本の感想を書きます。

タイトル:『DIE WITH ZERO』(278ページ)
著者:ビル・パーキンス

この本の魅力を一言で

人生の目的は「富の最大化」ではない。
「人生そのものを最大化」するために、健康と時間があるうちに、活きたお金の使い方をしよう!そして、それをやるのは「今」!!

最初に、まとめ

人生を豊かにするのは、モノより経験(思い出)。そこにお金と時間を投資しよう、というのがメイン・メッセージです。

特に自分には、人生は小さな死と生の繰り返しという話がとても響きました。もう二度と取り戻せない自分が若かった頃、子どもが小さかった頃、もっと時間と体力があった頃、、、。
あれをしておけばよかった、と振り返っても後の祭り。

そうならないように、今やろう。リスクを恐れるな。お金を活かせ。

子どもへの財産分与や慈善団体への寄付についても触れられており、自分が死んだら寄付するのではなく、今のために、今使おう、と説いています。

先のことを考えると不安になるけど、不安をゼロにすることはできない。
我が子にも、将来の不安のために今を削るような生き方をしてほしくない

だから、子どもたちにとって参考になるような生き方をしたい。
そう思いました!


以下、重要だと思った点のピックアップです。

健康と時間があるうちに、経験にお金を使え!

人生は経験の合計。経験の価値を信じて、モノではなく経験にお金を使う方が人は幸せになれる(P32)

経験は私たちに「記憶の配当」を与えてくれる。元の経験から副次的に生まれる経験はが雪だるま式に人生を幸せにしてくれる(P52, 55)

人生を豊かにする経験には時間とお金がかかる。「人生の早い段階」で経験に投資しよう。早い段階とは、「今」のこと(P60)

アリとキリギリス。勤勉と節約のアリの人生は、幸せか?

将来のために貯金してもいい。必要以上に貯めこむことと、使うタイミングが遅すぎることは、問題だ(P81)

人が遺産を相続するもっとも一般的な年齢は60歳前後。もらった遺産を最大限に活用できる年齢は26‐35歳。お金は、将来ではなく「今」使うから活きる(p117, p126)

資産形成の目標設定を「金額」にすると、それで十分だと感じるのは心理的に難しい。老後資金を増やすために働き続けると、お金は貯まっても、それを使うための健康と時間を逃してしまう(p224)

人は生涯を通じて何度も小さな死を経験する

物事は永遠に続かない。例えば、子どもが小さい頃の思い出は、成長してからは絶対に得られない。何かができなくなるタイミングは事前には分からない。いつの間にか、終わっていく。(p188)

逆に、長い人生の間にいくつもの生を生き、喜びや悲しみを味わえるということでもある。(p191)

物事にはそれを行うための相応しい時期がある(p201)


以上です!
本書内では、具体的な生涯資産として残しておく金額の算出方法なども書かれています。気になる方は、是非お手に取ってみてくださいね。

多くの若者に届きますように。そして、若くないかも…と思う大人も、読んで遅すぎることはありません。「今」が残りの人生で一番若いのですから!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また書きます^^

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