松田未来さんを知って自己肯定感の大切さに気が付いた
松田未来さんというヘアメイクアップアーティストの方をご存知だろうか。
私が未来さんを知ったのは、Instagramがきっかけだった。
ぜひ未来さんのInstagramを見てみてほしい。
自然体で、飾らないのに色気があって、洒落ていて、日々を楽しんでいる未来さんの撮る写真は、ため息が出るほど魅力的である。
私が松田未来さんを好きな理由
未来さんは自己肯定感が高い。
著書『私が私らしく生きる美学』や、未来さんがパーソナリティーを務めるラジオなどでも度々口にしているが、未来さんは人と比べることをしない。
自分で自分を認めることの大切さを知っているからだ。
それがどれだけ大切なことか、未来さんを知るまで私は気が付いていなかった。
自己肯定感を自己愛と混同していて、自己肯定感が高い=ダサい と思っていた。
いま思えばその考え方が一番ダサい。
だから、SNSの投稿とかできなかったし(それは自意識の強さも関係していたけど)、私のことなんて誰も興味ないでしょっていうスタンスでいればダサくないしいいねの数に一喜一憂することもない。そう思っていた。
でもそれは間違っていた。
まず、自分を認めることができないと、人を認めることもできない。
自分に自信がないから、人の粗を探すことが増え、不幸そうな人と自分を比較して、自分はまだマシだ、と思う。
逆に、自分より何かが秀でていたり、幸せそうな人と自分を比較して、自分はなんてダメな人間なんだ、と落ち込んだりする。
これを心理学の用語で、下方比較と上方比較というらしい。
どちらもあまり良いことではなさそうだ。
また、誰かの悪口を言ったり、否定したりするのは、大抵自分の正当性を強調するためだと思う。
しかし、自己肯定感が高ければ=ありのままの自分を認めることができれば、全て不要な行為なのである。
そして、自分で自分を認めると、人のことを僻む必要がなくなるし、人の良いところが見えてくる。
それに気が付いてから、私の考え方は180度変わった。
それまで曇っていた私の視界が、ピカピカに磨かれた窓ガラスのようになった。
そして、自分で自分の良いところを探すようになった。
今までは、履歴書に書く自己アピールとか恥っず、と思ってありきたりなことを書いたりしていたけれど、そういう上部のものではなくて、本当に良いと思うところを考えた。初めて自分と向き合ったのである。
多分、些細なことでも何でも良い。
えくぼが結構気に入ってるとか、人と違う価値観を持っていることとか、決断力があるところとか。
今までコンプレックスだった自分の声も気に入ってきたし、美容師泣かせの異常に多い髪の毛も個性的でええやん、と思えるようになった。
もし自分で自分の良いところを探すことができなくても、
この世の全ての生物は存在しているだけで、尊重される権利があるのである。
『あなたの尊厳を傷つけないし、私の尊厳も傷つけないでね』
みんなそういう考え方ができたら、争いも起きないのになぁ。
買い物は投票である
もう一つ、未来さんの考えにすごく影響されたことがある。
それは、買い物は投票するのと同じだよねってこと。
何かを買えばそれを作っている会社を支援するのと同じ。
だから、好きなものやこれからも続いてほしいことに積極的にお金を使うようになった。
逆に、これには絶対にお金を使わないぞ、と決めていることもある。
ペットショップで犬を買わないということ。
将来、犬を飼いたいと思っているけど、絶対にペットショップでは買わない。
ペットショップにいる犬や猫の多くは、”パピーミル”や”キトンミル”というところで、”生産”されているそうだ。
直訳すると、”子犬工場”と”子猫工場”。
安く大量に”生産”するため、劣悪な環境で沢山の子犬や子猫を産ませる。
ペットショップで犬や猫を買うということは、そんな最低な人間の行為に1票入れているのと同じなのだ。
もちろん産まれた命に罪はない。
買ってしまった人はその子を精一杯愛して大切に育てる他選択肢はない。
だけど、この事実を知った上で、あえてペットショップを選択することはしない。
早く生体販売が禁止になってほしい・・・。
未来さんのInstagramやYouTubeは見ているだけで気持ちを高めてくれるし、
著書『私が私らしく生きる美学』は、生きやすくなるヒントが見つかる。
女性には特に刺さることがあるのではないかと思う。
未来さんのように、自尊心を大切に、しなやかに生きていきたい。