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戸籍と本と旧土地台帳。と熊。
ちょっとまとめようと思うんだぜ。
女系高祖母テルさんの実家であるU家。
私は女性である。
つまりはこのU家生まれの高祖母テルさんのさらにその母、幕末にU家へ嫁いできた女性とミトコンドリアDNAが一緒なのである。
DNAについて詳しくはない。詳しくはないが…熱いのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1698728947858-fXMGyIcooE.jpg?width=1200)
系図はこんな感じ。
地方であれば、戸籍でさくさくと文化文政生まれの、私だと6代前(高祖父母の祖父母)まで名前くらいは判明するのだが、テルさんの地元は関東で、ばんばん廃棄されていたり、戦火で焼けていたりと、
テルさんの場合は従前戸籍(U家)は焼けていて戦後にテルさんの両親は存命ではなかったようで、再製されていないようなのだ。(戸籍は数度請求している)
つまりはテルさんの実家(U家)は戸籍から分からず不明なのだ。どこの誰だか分からない。
※テルさんの父の名は父欄に書いてある
ならば、なぜ今月そのU家のお墓を発見し、直系だと断定しているのか。
ここだ。
手持ちの証拠(口伝など)は何もないとこからのスタートだ。
まずは単純に従前戸籍を遡る。
2021/7/20頃、書類送付。
○浜市。
川崎市、94円
— 🌻あかり🌻 (@0familytree0) July 20, 2021
申請書、戸籍コピー
免許証コピー
為替1000円3枚750円300円
返信用封筒、84円10円
ビニール袋
◇
母方曽祖母
横浜市、84円
申請書、戸籍コピー裏表
免許証コピー
◇
母方曽祖父
港区、84円
申請書、戸籍コピー裏表
免許証コピー#戸籍郵送請求
役所からTEL。
何通かはある、と。
— 🌻あかり🌻 (@0familytree0) July 27, 2021
鶴見区なので焼失もあるかと、焼失等の証明も必要かのお電話。そちらもお願いしました。証明は区で出すそうで、また金額決まったらお電話📞 https://t.co/YhHodD88IN
1回目で戸籍(除籍)が2通
→女系祖母の実家S家のものが2通と、
焼失の告知書が2通
→女系曽祖母の家S家と、
その夫(曽祖父)婿養子の実家A家の2通
をゲット。
2通!
— 🌻あかり🌻 (@0familytree0) July 27, 2021
焼失等の証明も2通分。
多めに為替を入れる方のお釣りにまわせるよう750円2枚で送ります(`・ω・´)ゞ https://t.co/mW3aW1i4Dz
そして、気づく。
S家に嫁いできた女系高祖母テルさんの従前戸籍、つまりU家のものがないと。
あらやだ。漏れてるわよ。
— 🌻あかり🌻 (@0familytree0) August 25, 2021
明治19年にお嫁に来た高祖母の母の実家分がなにもない。
“同村”なので焼失かもしれないし、番地もない笑けれど、請求してみよっと。 https://t.co/qJ20yIvay9
戸籍を請求するとき、直系尊属である妻の実家の両親も探してくれと私は書くのだ。なのに、妻の母の資料が何も無い。
再度申請書類を送る。
勿論、番地不明だ。そんなのはお構い無しだ。
戸主であるテルさんの父の名があるのでこれで十分。
書類完了!
— 🌻あかり🌻 (@0familytree0) August 26, 2021
切手がなかった〜。
横浜市、たぶん94円
請求書1枚
戸籍コピー裏表1枚(免許証コピー含む)
定額小為替8枚分
スマートレター
明日投函しよ(´・ωゞ) https://t.co/V0ZCzddUD6
ところがだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1698663525931-XbO9PAngKP.jpg?width=1200)
該当者なしでそのまま返ってきたのだ。ショックでtweetなにもあげてない笑
番地不明だし戸籍が焼けている地域だし、一旦、何もない事実を受け入れる。
目線を変えて読書に勤しむ。気分転換も兼ねる。
#熊の茶屋 #岩崎京子
— あかり (@genealogynano) February 14, 2022
白熊の話しが知りたいんだけども表紙を見る限り通常の月の輪熊さん。
これから読む! pic.twitter.com/6jaDxStY54
ところで、なぜこの本を選んだのかと言うと
テルさんの父と同名の
①C左衛門さん
が文政の頃に熊を飼っていて、
その子孫である
②Uさん(テルさんの旧姓と同じ)
が熊の供養のためお墓を建てたと市のHPに書いてあり、昭和になってから建て替えたそうだが、そのお墓は現存するらしい。しかもC左衛門さんちの敷地内に建てたそうだ。
この地域の熊茶屋についての本が近所の図書館にたまたま所蔵されており借りてみたのだ。
HPは以下。
熊の茶屋のあとがき
本編は五左衛門の熊さんでした。
— あかり (@genealogynano) February 15, 2022
あとがきに白熊登場。#白熊屋 #熊茶屋
熊茶屋の他も鶴見のお話しなので楽しく読みまする✨ https://t.co/dj4Lzu5BtY pic.twitter.com/99xEx33TbL
複数の資料を読むと分かるが、文化文政の頃に熊を飼っていた立場茶屋は2軒存在したそうだ。
戸籍がないので確証はないが、資料を読めば読むほど①と②のニアミスが過ぎる!
しかし、誤植や誤記があるので本だけ、HPだけではまだ決定打に欠ける!(実際誤記がある)
※郡村誌からこの地域にも襲名があると判明!!これも大事。
そして、従前地地番なしなので廃棄証明も焼失証明もなく、旧土地台帳取らずにいた。
— あかり (@genealogynano) February 15, 2022
ちなみに古い台帳は残ってたり残ってなかったりするみたい。
地番に当たりは付いたし、取ってみるか🎵
そのあと、戸籍も請求しよ。再製してくれてたらすんげー嬉しいんだけどな🤔嫁に行った人まで再製しないか😅 https://t.co/cgKytzwHHw
なので、あるか(焼失をまぬがれているか)分からないが、テルさんの従前地からU家と同姓をピックアップし旧土地台帳を取り寄せることにした。
(郡村誌にも白熊のことや石碑のことは書いてあり、GoogleMapにピンしてある。関口日記はこのときはまだNDLで読めなかった。)
着!
— あかり (@genealogynano) March 16, 2022
クリアファイル返ってきたよ♥
従前地番地不明の高祖母の番地発見✨
父のお名前ありました!
その他資料と一致する名前も出てきて間違いなし。
明治の台帳残ってるんですね。
よし。再製してくれてて、尚且長生きされてれば高祖母の母の戸籍があるかも知れない! https://t.co/ruvm6LN8CE
届いた旧土地台帳がこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1698668596210-DtydMzCa44.jpg?width=1200)
テルさんの父と同姓同名さんと
石碑施主と同姓同名さんを発見
![](https://assets.st-note.com/img/1698668657427-9Kbs1eCmt2.jpg?width=1200)
家督相続ではないもののC左衛門さんからJ之助さんまで同姓が並ぶ
関東で人口が多いとは言え、テルさんの従前地の村はそんなに大きくはない。わりと小さい。そこに同姓同名が同世代にいるとは考えにくい。しかも数代続けて同姓同名が同村の同世代に出てくる確率ってどうなのよ。かなり低い。
これらの資料を見た私は
わたしの先祖
— あかり (@genealogynano) March 16, 2022
アルビノ熊さん客寄せパンダさんにしてたもよう。
お参りさせていただきます😭😭😭😭😭
とかなりの確信を得たのである。
とは言え、100%とは言い切れない。なぜなら、戸籍で繋がらないからだ。
勿論、旧土地台帳から番地が分かったので戸籍を申請した。
もう一方は、苗字はあるものの心当たりのある名前3名はなし🥲さては再製しなかったか。もしくはその3人がS20年頃より前に亡くなってたか。
— あかり (@genealogynano) March 24, 2022
台帳見ながら昭和に書いてある名前言ってみればよかったなぁ。今から電話しよ。
やはり、ないのだ。
諦め切れず電話をし、旧土地台帳に出てくるお名前を問い合わせてみた。
すると、他の枝番の昭和の所有者名と世帯主が同じ戸籍があると判明。
判明するも、C左衛門さん、テルさんからの続柄が分からず申請できずに終わった!
ここまでが去年の春先だ。3度申請していたよ。
そして、今月はじめようやくお墓参りが出来たというわけなのだ。
お墓の施主を見るとC左衛門さんやC蔵さん、J之助さんの名前がちらほら。旧土地台帳と一緒なのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1698671764314-lyCJpfUfoT.jpg?width=1200)
左、C蔵さん
その中には天和の元号も。
元和🙅
天和🙆
神様仏様、ご先祖様🙏
— あかり (@genealogynano) October 10, 2023
初めてお目にかかります?
直系のお墓で明治より前の元号を見たのは初めてでした。元和2年…八右?右衛門にしては短い。なんだろ🤔 pic.twitter.com/Tzk0XKjX2S
私の直系卑属ではないと否定する資料は戸籍が出ないこと以外ないのである。
残念ながらテルさんの父、C左衛門さんの妻の名はお墓からは探せず、連綿とした繋がりを新たに見つけ出すことは出来なかったが、このお寺に人別帳、もしくはU家には戸籍や過去帳があるのではないか、いや、ある。
そんな確信を得るお墓参りだったのだ。
※続柄が確認できる書類があるから焼失前の戸籍を再製する必要がない。と考えた。
↓白熊のお墓↓
こりゃ、探せない。そしてお邪魔する勇気が必要。原付きの横に目当てのお墓があるのだ。
— あかり (@genealogynano) October 10, 2023
正面の映像は市のHP参照。
お賽銭というのだろうか、供養代というのだろうか気持ち置いてきたかったが碑に届かないので諦めた🪦
想像の1/4ほどの小ささで思ったより石自体はキレイでした。 pic.twitter.com/IjRc9H3Bpo
確信を得たところで、この旧村にお住まいのUさんをもうちょっと調べることにした。
また旧土地台帳を取るぞ!
世代交代というか親戚間の続柄を確認するためだ。