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フランスで出会った中東の味:レバノン料理の魅力

フランスに来て以来、語学学校のパーティーや友人との食事を通じて、さまざまな国の料理に触れる機会が増えた。

その中でも、特に印象に残ったのが、レバノン料理をはじめとする中東の味である。

フランスでは、レバノン料理のレストランを頻繁に見かける。

中東特有のスパイスやハーブをふんだんに使った料理は、異国情緒にあふれながらも、日本人の舌にもよく馴染む味わいがある。

例えば、先日訪れた**シェルブール市にあるレストラン「Le Comptoir Libanais」では、25ユーロのセットメニューが充実していた。

前菜には、冷製または温製の5種類のメゼ**(レバノン風の小皿料理)が並び、メインにはグリル料理が選べる。

なかでも、**「Grillades Du Chef(méchoui libanais)(メシュイ・リバネーズ)レバノン風の炭火焼き肉料理の盛り合わせは絶品だった。

ビーフ、ラムチョップ、シシタウク(鶏肉の串焼き)、カフタ(スパイス入りのひき肉の串焼き)が豪華に盛り合わされ、フムスやムタバル(焼きナスのペースト)、ファトゥーシュ(レバノン風サラダ)、グリル野菜とともに提供される。

このボリュームで25ユーロという価格は、まさに「お値段以上」**の満足感を味わえるものだった。

デザートに加え、ワインまたはコーヒー・紅茶まで含まれているのも嬉しいポイントである。

語学学校のパーティーでも、フムスやタブレ、ファラフェルといった中東料理が振る舞われることがあり、自然とその魅力に惹かれるようになった。

食を通じて異文化を知ることは、フランスでの生活をより豊かにしてくれる要素のひとつであると感じている。

これからも、美味しい中東料理を求めて、フランスの街を巡っていきたい。

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