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コルシカ島 絶景ロードトリップ8日間―最終日:走馬灯に浮かぶ島の風景と日常の光

コルシカ島から新たな日常へ

2024年6月27日(木):晴れ


旅の終わりの朝

空が薄明るくなる頃、目覚ましの音で静かな部屋に響き渡りました。

すでに準備していた荷物に最後の確認をし、急ぎながらも慎重に身支度を整えます。

チェックアウトを済ませ、まだ眠りの中にあるアジャクシオの街をそっと後にしました。

車を走らせる中、窓越しに見える早朝の景色はどこか旅の締めくくりにふさわしい静けさを感じさせます。

薄い青が広がる空に目を向けると、コルシカ島で過ごした日々が走馬灯のように思い出されました。

出会った風景、触れた歴史、そして一つ一つの瞬間が心に鮮明に蘇り、胸が少しだけ熱くなりました。

旅の相棒との別れ

空港に到着すると、最初の仕事は旅の相棒だったレンタカーを返却すること。
昨日のうちに綺麗に洗車し、ガソリンを満タンにして準備は万全でしたが、車に荷物を下ろす時には少し名残惜しさを感じました。

この車で島中を巡り、冒険を共にしてきたことを思うと、ありがとうという気持ちを込めて最後にそっと撫でて別れを告げました。

コルシカ島の最後の風景

搭乗口に向かう途中、窓越しに眺めた島の景色がじんわりと心に染みました。

山の緑、青い海、そして広がる空。

この旅で見た風景の数々が、島に別れを告げる私を静かに見送ってくれているようでした。

飛行機が滑走路を駆け抜け、空高く舞い上がると、コルシカ島の美しい影がどんどん遠ざかっていきます。

胸の奥でふと「またいつか、この島に戻ってきたい」という想いが湧き上がりました。

ノルマンディー帰路につく

お昼前にはノルマンディーの地、Caen カーンに到着。

すっかり現実へと引き戻されたような感覚の中で、市内のアジアンレストランでランチ。

やっぱり、アジア飯はどこで食べても美味しいですね。

コルシカ島を振り返って

今回の旅は、コルシカ島の絶景と自然、そしてその土地ならではの食文化や歴史に触れることができた最高の時間でした。

どの街でも、心に刻まれる特別な経験ばかり…。

次に訪れるときは、また違った季節のコルシカ島を楽しみたいな…

そんな思いを抱きながら

新たな旅路へ 


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