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英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』シネマ上映
⭐️振付
振付: マリウス・プティパ/ レフ・イワノフ
追加振付: リアム・スカーレット/フレデリック・アシュトン
ロイヤルバレエは演出および構成が特に素晴らしい!
全幕のストーリー展開やマイムから踊りへの繋ぎがとても自然で、
バレエ初心者でも理解しやすいのではないでしょうか。
⭐️キャスト
オデット/オディール: ヤスミン・ナグディ
ジークフリート王子: マシュー・ボール
ロットバルト: トーマス・ホワイトヘッド
🦢🩰ヤスミン・ナグディ
オデット/オディール相反するはずの二役の両方に、こんなに適役なダンサーがいるのでしょうか?!
第1・3幕ではオデットの儚げな雰囲気、第2幕ではオディールの妖艶な雰囲気を醸し出していて、本当に別人のよう😳
そして、なんと言ってもアラベスクやアチチュードの脚を上げた時のポーズがどれも別格!
「美のポーズ」が究極まで追求されています🥹
🤴マシュー・ボール
前回の「ドン・キホーテ」バジル役のインタビューでお顔を拝見した時、「あなたはバジルではなくて、ジークフリート王子の方が適役では?」と勝手ながら思っていたので、早くもその役を観れて嬉しい限りです。
(ちなみにこの心配は余計なお世話でした🙇♀️バジルもとってもお似合いでした✨)
抜群のジャンプ力、安定感。
そして醸し出される雰囲気が、やっぱり王子様💗
その他、前田紗江さんをはじめとする、日本人ダンサーが4名出演されていました。今後のご活躍に期待!
⭐️美術・衣装
ロイヤルバレエのシネマ上映では、毎回幕間の休憩中に、舞台装置や衣装の説明があります。(これも楽しみの一つ!)
舞台背景のデッサンがオペラ座に運ばれてから、更に手が加えられていく様子や、ダンサーにぴったりフィットする衣装の工程が紹介されました。
各々のアイテムへのこだわりはもちろんの事、それらが集合したときに、お互いが喧嘩することなく一つの「舞台」として全体的にバランス良く見せることの難しさが物語られています。
⭐️まとめ
ロイヤル・バレエは、古き良き伝統を継承しつつ、時代とともにアップデートしていく…
だからこそ長年 世界中から注目され続け、世界三大バレエ団の一つとして人気を誇っているのでしょう。
日本の伝統文化にもそんな姿勢が根付き、ロイヤル・バレエのように栄えていくことを願うばかりです。