その疲労の原因はすべて『脳』
こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。
なんか疲れる、毎日、仕事するだけで、どっと疲労感があるという方必見!
体の疲れだと思っていたその『疲れ』は全て脳が原因という内容で書かれている『すべての疲労は脳が原因〈仕事編〉〜梶本修身著』から
脳疲労について。お伝えしていこうと思います。
加齢とともに増す疲労感の正体
年々、歳を重ねると、皆口を揃えるかのように、
「前より体が思うように動かなくて」
「歳だからかな」
と年齢のせいにする発言を耳にします。
実は、年齢に関わらず、日本人の約60%は何らかの疲れを感じていると言われており、その疲労の原因を
運動による筋肉や骨、肩こりや腰痛、頭痛など『身体的ダメージ』だと想像してしまい、
その疲労をとろうと、マッサージやもみほぐしに通うビジネスパーソンが多く存在します。
この本では、
激しい運動による肉体的な疲労も、仕事や人間関係による精神的な疲労も、疲れているのは自律神経とその中枢がある脳である
と書かれているのです。
自律神経とは?
私たちは、自分たちで、意識しなくても、血圧や体温調節、心臓の拍動や発汗など、体自体を調節する器官があります。
それが自律神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は、主に、朝から昼間にかけて活発になり、運動をする、積極的に仕事をするなど、興奮や緊張している時に作用します。
副交感神経は、夕方から夜間にかけて、リラックスや心を穏やかに導く。睡眠時など休息時などに作用しています。
この自律神経は、自分の意思ではコントロールすることができません。
自分を取り巻く環境や状況、生活シーンに応じて自動的に交感神経と副交感神経がバラスを取り合って、私たちの心身を健康に保つように働いています。
実は、この自律神経のパワーが落ちることによって、この疲労感が起きていることを、私たちは、わかっておらず、つい、日常で無理をする。
そんな生活習慣によって、疲労は起きているのです。
加齢とともに起きる疲労感
体の機能が衰えているのではなく、自律神経の機能が落ちているのだと理解すると、疲労感を軽減するキーとなるのは、『脳である』ということが自ずと理解できるようになります。
女性と男性だと、男性の方が、自律神経のパワーはスタート時から高く、10代、20代は、食事と睡眠さえ確保できれば、多少無理ができるのも、自律神経のパワーが高いからです。
そこから40代になると、10代の2分の1まで低下し、40代になると6分の1にまで低下します。
初めは男性の方が高い値であったパワーも、60代になると、女性と変わらない値になります。
日本の場合、働き盛りと言われる年齢は、40代、50代。
でも、その働き盛りには、自律神経の機能は、10代の2分の1のパワーしかないのです。
筋力は、一時期に機能が低下しても、適度な負荷でトレーニングをすれば、機能が復活すると言われていますが、脳はそうではありません。
一度ダメージを受けて、細胞が死んでしまうと、その細胞は再生しないため、過度な脳疲労を溜め込むことで、自律神経のパワーが低下すると、元には戻らないのです。
脳疲労を軽減する生活習慣
成幸者は、毎日の習慣を大切にしていると言われていますが、その理由は、この脳疲労を軽減するためでもあると感じます。
私たちは、ちょっとしたことでも、いつもと違う行動をとれば、そこに脳を使っています。
習慣には、この日常生活で、脳を使うことを軽減する働きがあるのです。
私は、毎日、朝5時に起き、SNSを投稿して、ブログを書き、そこから洗濯物を干し、掃除をして、メイクをして、8時に生配信を1時間行うという朝のルーティーンがしっかりできています。
この習慣を行うことが最も良いと感じるのは、洗濯物や掃除の時には、脳を休め、ぼーっとしながら、感覚で、家事を行っていることです。
習慣にすると、勝手に体が動く感覚があるので、私は昔から、よく家事は自律神経でやっていると言っています。
この習慣ができておらず、面倒だからと週に1回しか掃除をしないとなると、その1回に脳を使ってしまうため、逆に脳疲労を促してしまうんですね。
脳疲労の軽減には、極力、無駄な情報を脳に入れないことが重要です。
世界で活躍する企業のトップは、いつも同じ服装でいる人が多いのもこのためです。
1週間分の服をあらかじめ決めておき、それをただルーティーンで着ていくことで、
「今日どんな服を着るか」という意思決定をする必要がなくなります。
この小さな判断でも、繰り返すことでエネルギーを消費し仕事のタスクを判断する際に、機能を下げることにつながるです。
ノルマをやめる
私のような個人事業主でも、ノルマというものを設定し、自分を奮い立たせている部分がありますが、このノルマ。
これが、脳疲労を引き起こす原因になっていると本書では書かれているのです。
同じことの繰り返しなら、脳は疲れにくくなるのですが、ノルマは、疲労を促進します。
疲れているのに、毎日、同じ量をこなすとなると、その脳疲労は蓄積し、大きなダメージを負うのです。
ノルマ達成型の仕事は、ノルマを達成できないというダメな自分も、セルフイメージに残ってしまいます。
習慣になっているもの以外は、自分の体の状態と相談し、無理をしないで、量を調整すること。
真面目すぎることが脳疲労を生んでしまう原因になるんですね。
めんどくさいが救世主
私たちは、何かをやろうとするときに、よく
「めんどくさい」と思います。
これを、日本教育では、ダメなこととしてきた傾向がありますが
本書では、このめんどくさいに従うことが、脳疲労を軽減するのに最も適していると伝えているのです。
そして、このめんどくさいと思ったことから、新たな機能的な発明がどんどん生まれている背景からしても、
めんどくさいと思ったことの裏に、実は、効率よくこなせるヒントが隠されている場合が多いのです。
今の仕事の量を減らせない、何も変えられないと思っているようなら、めんどくさいと思った仕事をもっと効率よくこなせる方法を、探してみましょう。
めんどくさいなんて思う、自分は怠け者だと、自分を責めず、この感情を大事にすることが、脳疲労を軽減するポイントとなると思いますよ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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