まだまだ初めてが
お久しぶりです。
この4月から雪国で暮らし始めて、はじめて靴の中まで濡れる雪におびえています。窓の外が真っ白になって、長靴がないとすぐに靴下がびしょ濡れになってしまうなんて、人生で初めての経験です。
最近出会った人のことを好きになって、出会ったそばから3か月も会えなくなって、その人がおいていった部屋着が匂って寂しい気持ちになるなんてことも初めてです。
あらゆる初めてに対して自分がどう思うのか、どんな行動をとりたくなるのか、わからなくてつい飛び込んでしまいます。類似のことから推測して、保険をかけたり慎重になることができない性分みたい。最近気づきました。
仕事に集中したいから恋人はいらない、と言う人に憧れます。でもなれません。本能に勝てない動物的なところが強いからかな。いや、人を思ったり思われたりすることの素敵さを知っているからだと思いたい。もちろんそんな気持ちは一時的な事だったりもしますが、一つとしておなじ関係性はないし、交わす言葉もみんな違うので、それらがすべてが初めてで楽しみになってしまいます。消費にならないように、自分が濃くなるように、相手に向き合うことは忘れないようにしないと、とは常々思いますが。
やるべきことは午前中に済ませてしまった、予定のない日曜日だというのに外は雪で埋められていて、外に出るための長靴も持たない私は暖かい室内で、久しぶりに文章を書きたくなりました。
今年もあと少しだな。寒さすらを楽しめますように。
転んだりしないように気を付けて歩きましょう。
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