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年長さん感動の劇「夢の色〜」作者が語る④
阪神大震災の復興行事の舞台の時に書いたセリフを元に当時阪神・淡路大震災から10年、神戸各地で復興イベントが開催されていました。その復興行事のひとつとして所属するPETIPA(当時はダンススタジオ)はこどもを中心としたミュージカルを制作しました。タイトルは「GENKI」。私は脚本を書きました。主役は震災の時にお腹の中にいたこども達。PETIPAの生徒達にはリアルにその年齢の、ちょうど10歳になるこど
もっとみる卒園児にエールを送る劇「夢の色ってどんな色?」作者が語る③
主役の妖精を3人に!私たちのスタジオの舞台「ピクシー」の主役はピアノの精ポロロン一人でしたが
幼稚園や保育園の発表会では主役がひとりというのは…ちょっと…
昔話を脚本にするのではなく、最初から園児のために書くのだからクラスのみんなが楽しめるように書きたかったんです。
そこで、花の精フラワーと水の精マリンが加わりました。
それぞれが旅先に学んでいく…妖精の特徴を活かして…花に関すること、音楽に関する
年長さんの劇「夢の色ってどんな色?」作者が語る②
「ピクシー」が好評で生活発表会、年長さんの劇に!作者が語る①で紹介した「ピクシー」のストーリー、こども達に妖精という設定が可愛くていいのではないかということで、生活発表会向けに新たに書き下ろしました。それが「夢の色ってどんな色?」です。園の発表会となると、主役が一人というのは差がつきすぎるのでピアノの精ポロロンに加え、花の精フラワーや水の精マリンを増やしました。それぞれの場面で大切な役割を担う役・
もっとみる幼稚園・保育園の劇「ともだち」がテーマの「ヨーホー・たからさがし」⑦
宝物はともだち、ともだちは宝物4つの宝箱に入っていたのは「と」「も」「だ」「ち」。
4にんはひらめきました。「そうか! たからものは ともだちだ。ともだちが たからものなんだ」。
自分のチカラを みんなのために使って、
みんながチカラをあわせて、
みんなで助けあったから、手にはいった宝物。
それは、大切な「ともだち」。ともだちこそが一番の宝物なのです。
4人の嬉しそうな顔を、キャプテンもニコニ
園児の元気な劇、ワクワク冒険ストーリー「ヨーホー・たからさがし」⑤
最後の宝箱は人魚が持ってる! いよいよ最後、4番と書かれた島にやってきました。
「こんにちは。海賊さん達。」
出迎えてくれたのは、たくさんのかわいい人魚です。4つ目の宝箱は人魚がもっているそうです。人魚達が いいました。
「なぞなぞに正解できたら、宝箱をあげるわ。」
なぞなぞ? むずかしそうです。
誰よりも頭がいいイルカのロン「ぼくがなぞなぞに ちょうせんだ。」
さすがイルカのロン。イルカのよう
年中〜年長さん、元気なクラスにピッタリの劇「ヨーホー・たからさがし」④
宝箱はこびとさんのおウチ?宝箱を集めるリン・ルン・レン・ロン。今度は3番の島にやってきました。宝箱はすぐに見つかりもってかえろうとすると、声がしました。
「ダメよ、それはわたしたちの おウチよ。」
4人の足元に妖精のこびとさんが! 宝箱をおウチにしてたんですね。
もっていったらこびとさんたちの住む所がなくなってしまいます。
器用な手を持つラッコのレンレンが いいました。「ぼくが、こびとさんたち
年中〜年長さん向け劇発表教材「ヨーホー・たからさがし」③
身が軽いトビウオのルン4人の海賊は2ばんと書かれた島にやってきました。深い谷があって宝箱は谷のむこうです。谷には細い木がかかっているだけ。足をすべらせたら谷の底にまっさかさま。
ルンがいいました。「ぼくが先に渡って、むこうにある太い木をわたしてあげるよ。」さすがトビウオのルン。トビウオのように身軽です。
細い木をピョンピョンとわたって、太い木を谷にかけてくれました。
おっとっと、おっとっと、リ
幼稚園・保育園、元気な冒険劇「ヨーホー・たからさがし」②
チカラもち!クジラのリン宝箱を手に入れる為、出発した海賊リン・ルン・レン・ロン。まずは、1番とかかれている島にやってきました。
地図をみると、宝箱は山のてっぺんです。海賊だから泳ぎは得意ですが、やまのぼりは苦手です。どうする?
リンが いいました。「ぼくが、みんなを ひっぱって のぼるよ!」さすがクジラのリン。クジラのようにチカラもちです。
4にんは ロープをからだにくくりつけて、リンが先頭