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「夜に鳴くセミ」に対する文学的アプローチ

東京でもセミが鳴くようになった。

しかも、さっきコンビニで買い物をしに(深夜1時前)外に出かけたら、セミが鳴いていた。

なぜセミが夜に鳴くのか。それについて聞いたことのある答えは、こうだ。

「街灯が明るすぎて、昼と勘違いしてしまい鳴いている。」

でも、僕は気づいてしまった。いやいや、そんなはずはない。(僕はいささか酔っている。)

夜に鳴くセミは、いくつかのパターンに分けられる。

1.性欲バリバリ型 昼も夜も求めてるやつ。寝る間も惜しんで求愛し続けている元気なやつらだが、実は一番、刹那的な自分の人生を理解している。一分一秒たりとも無駄にするまいと頑張っている健気なやつら。

2.パリピ型 クラブに通い詰めており、昼間は元気がなく死んだように過ごしているが、夜中に踊り騒ぎ通してしまう。よくお持ち帰りしているが、実は静寂と孤独を好む一面もある。

3.勇気がない型 大声で昼間鳴いているオスたちに気後れしており、夜中に細々と心を込めて鳴いている、詩人的なセミ。実はこいつらが、オスたちが後退りするようなマドンナを捕まえたりする。

4.昼夜逆転型 Youtubeにハマり過ぎて昼夜逆転してしまったやつ。深夜テンションで夜中騒ぎ通し、朝5時くらいになり、明るくなり始めたころ、急に我に返り就寝する。昼間オスたちが盛んに鳴いていても、一切目覚めることはない。メスからは見向きもされず、一番取り残されていくやつら。

以上。どうやら、文学的アプローチなんて、大風呂敷を広げてしまったようですね。でも、科学的な答えより、こんな風に考えた方が面白いかもしれません。

P.S. 写真使わせて頂きました。ありがとうございます。綺麗な指ですね。


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