海外ペットテック スタートアップニュースまとめ#23（流行のペットAIアート）
2022年はAIアートアプリの人気が非常に高かった1年でした。2023年も引き続くでしょう。この波がペットにも押し寄せているというニュース。
Lensa AIの人気爆発
AIアートアプリのLensa AIは2022年12月の最初の11日間で、全世界で1260万インストールされ、11月の同じ期間（11月20日から11月30日まで）に見た180万インストールから600％増加したという脅威の数字。トップインフルエンサーのSNSによる拡散が人気に拍車をかけている。最近最も人気のあるLensa AI以外にも、AIアートアプリがApp Storeのトップチャートに乱立。Lensa AIはAIによる写真動画の編集アプリで、自撮り写真をSFやアニメ、ファンタジーのキャラクターなどの芸術的な肖像画に変えることができる。AIアートの人気は顕著で米国のApp Storeのトップ3はすべてAIフォトエディターが占めたほど。
ペットAIアート：PETART.AI
世界的なスタートアップMyPetArt.AIによるAIアートが話題を呼んでいる。このプラットフォームは高度なAI技術を使用して、プロの写真撮影スタイルの画像や、ピクサーキャラクターからルネッサンスやポップアートまで、楽しいスタイルの動物たちを作成する。このアプリは、自撮りやフォトレタッチ用の画像編集ソフト「Lensa AI」に似ているが、ペットの写真の生成に特化している。
おもしろい取り組みとして保護犬保護猫を育てているシェルターやレスキュー向けに、動物の写真を肖像画や芸術作品に変えることで引き取り手を見つける支援をしている。MyPetArt.AIの創設者であるEmmaは、AIで犬や猫を変身させ、高品質でユーモアのある写真を提示することで、里親候補の関心を集める手助けになればと願っているという。実際に米国とカナダの動物保護施設は、MyPetArt.AIからAIで生成されたペットの写真を無料で受け取ることができるという。
このツールは、Instagramの有名な犬よって試され、その結果は良好で非常に高い注目を集めることに成功した。AIは、さまざまな状況や場面で、ラブラドールを正確に再現することができた。オフィスでメガネをかけていたり、宇宙で宇宙飛行士の格好をしていたりと、どの写真でもAIはユニークな性格や個性を捉えていた。
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