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海外ペットテック スタートアップニュースまとめ#24(家庭用健康診断MySimplePetLab)

ペットの家庭用健康診断キットを提供するMySimplePetLabがシリーズAで$5Mを調達

MySimplePetLabは犬猫用の家庭用健康診断キットを販売するペットヘルススタートアップ。Dennis Chmiel博士とNancy Willerton博士の2人の獣医師によって2019年に設立された。2021年にCEOとして入社したHagnessはD2Cビジネスの立ち上げと成長に携わったバックグラウンドを持つ。
検査キットの利用は簡単で、便などのサンプルを採取しキットに梱包、封筒に入れデンバーにあるMySimplePetLabの研究所に送付。検査結果はメイルで送られ、飼い主には検査結果と顕微鏡で分析した結果を示す画像も送られる。検査キットの価格は9.99ドル。

今回の資金調達においてはMarsが設立したペットテックに特化したベンチャーキャピタルCompanion Fundをリード投資家に迎え、シリーズAラウンドで$5Mを調達。パンデミック時のペット飼育の驚異的な増加によりペットの健康に関わるサービスの需要が急増。MySimplePetLabの共同設立者は「獣医師とペットの親を同様にサポートし、高品質の検査をよりシンプルかつ身近なものにしたい」と語る。さらに、この検査キットは、現在動物病院が直面している非効率なワークフローの問題、および、慢性的なスタッフ不足の解消にも役立つという。この検査は、ペットの飼い主が一般的な病気を簡単に検査でき、検査結果に関しては飼い主だけでなく獣医やグルーミングなどのペットケアの専門家にも、より早く簡単に共有できるようにシステム設計されている。

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