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世界のスタートアップスタジオ事例(4)EONXI | NBA現役選手が創業

EONXI

今回紹介するのは、スポーツやエンターテインメントが好きな私がとても興味を持っているスタジオです。NBA好きの人は合点がいくかもです。

NBA界の"Tech Guy"が創業

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NBAプレイヤー(現在はブルックリンネッツのガード)で自身のことを「Just a tech guy with a jumper」と称するSpencer Dinwiddie(スペンサー・ディンウィディー)は2019年にスタートアップスタジオのEONXIを共同設立しました。彼は自身のプロ契約を対象にしたセキュリティトークンオファリングを発案するなど先進的な取り組みで知られています。彼のLinkedInの肩書きも「Tech Guy With A Jumper🏀」となっていてめっちゃかっこいい・・。

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スタートアップスタジオとしてのEONXIが対象とするビジネス領域は、スポーツ、ゲーム、メディア&エンターテインメント。アスリートやセレブリティをはじめとするインフルエンサーやエンターテイナーが持つ可能性をスタジオ機能によって解放しようとするものです。まだ立ち上がったばかりなので実績は不明ですが、これから具体化してくる成果が楽しみです。

2010年代:VC産業の盛り上がり→2020年代:スタートアップスタジオの盛り上がり?

2010年代にはVC産業の勃興に伴い、JayZ(ラッパー)やNas(ラッパー)やBono(ミュージシャン)をはじめとするアーティストやSerena Williams(テニス)やShaunWhite(Xスポーツ)やAaron Rodgers(NFL)等のトップアスリートが自身のVCファンドを創設するなどしてスタートアップへの投資を積極化したようなトレンドがありました。この2020年代にはスタートアップスタジオにも起こり得るのかもしれません。

トラビス・スコットを発掘したJason GeterがスタートアップスタジオScienceと連携

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このトピックはEONXIとは直接的には関係ありませんが、ロサンゼルスを本拠地とするスタートアップスタジオのScienceJason Geterと組んで、音楽レーベルを再定義(アーティストをCreative Entrepreneurへ進化させる)するスタートアップHeavy Sound Labsを設立するという動きも出てきています。Jason Geterは、Grand Hustle Records(Travis ScottとかD.I.やB.O.B等の著名なヒップホップアーティスト等が所属)の創設者で、Travis Scottを輩出した方です。(TechCrunch: Science Inc. is getting into the music business with incubator Heavy Sound Labs)

日本のアスリートやエンターテイナーやモデル等の著名人も、海外でトレンドとなっていた「セレブリティ・インベストメント」を追いかけるようにスタートアップへ投資する事例も見るようになりましたが、スタートアップスタジオの世界へ進出するケースも、近いうちに日本で出てくるのかもしれません。




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