詩集　陽光のかほり・・・　第 111 篇「流れは　川だけでは ない」

敏感に 感じてみれば
大切な 人が懇願し続けている事に 耳を澄ませば
自分が立っている 場所が
今 どんな 流れにあるのか？ 分かるはず

流れあるもの 必ず 母なる海に導かれる
意識の大河も
身体の大河も
その際 大手を振って導かれている先に
たどり着けるか？

流れが 見えず
見えていても小さき エゴ（自我）の反発にて
逆らっているとしたら？
導きも　
母なる海も 遠くなるだけ
どれだけ 遠回りしたとしても
気づきと敏感ささえ 意識し続ければ・・
それが どれだけエゴ（自我）を 苦しめていたとしても
ハートはその間逆の歓喜と共に
流れを 感じ
それに 身を任せていく 勇者を 守り続けてくれる

勇気がない？
エゴ（自我）が渡し続けている 幻想から たった 一歩
深呼吸と共に 離れるだけで
流れの方から
幾度と無く 貴方の 頭にも身体にも ハートにも ノックし始めてくれる
敏感であれ！
感性 高くあれ！ 　
鈍感と言う 毒を 日々 戒めつつ・・・