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感動というやつは、人間の心を変えるんです。

今日もありがとうございます(^ ^)

小学生の国語の教科書にも掲載される『大造じいさんとガン』というお話があります。老狩人と利口な鳥であるガンの知恵比べを描いた作品です。今の小学生も学んでいますので、多くの方が一度は読んだことがある物語ではないでしょうか。

今回は、その『大造じいさんとガン』、ではなく、『大造じいさんとガン』の著者である椋鳩十むくはとじゅうさんの講演(1981年)をもとに編集された、こちらの書籍をご紹介します。

第一印発行は1988年ですが、時代を経ても読み継がれています。

感動というやつは、人間の心を変えるんです。感動は心の中で起こる地震ですよ。心の底からぐーっとひっくり返していく。

感動がなかったら心は変わりません。そして感動というやつは、すばらしい感動を受ければ、心をすばらしい方向に、感動の方向に向けて変えていく。

人間というのは、全部個性がある。全部個性が強い。(中略)一人一人に全部違った力が与えられておる。

昔から、人間には、くずがないと言われておるが、必ず何らかの力を持っておる。必ず。(中略)いろいろなことによって、出ないだけだ。

人間というのは、何に出会い、何に感動するかということが大事だね。特に本の感動というやつは大きい。

出典)椋鳩十:感動は心の扉をひらく. あすなろ書房.

今日も来ていただきありがとうございます。
日々の小さなことにも感動する心を大切にしたいですね。
それでは、素敵な一日をお過ごしください(^ ^)

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