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書けるようになるには、何に時間をかけないか決めるといい
仕事術みたいな話をします。
ざっくりいうと、noteをすべて全力でやるのは大変なんで、ところどころ手を抜きましょうという提案です。
執筆はひとりでやるには大変すぎる
ひとつの記事を投稿するまでには、だいたい以下の手順を踏むことが多いです。
⓪取材(ネタになるものを吸収する)
①テーマ決め
②リサーチ
③構成作成
・タイトル
・本文
④執筆
⑤校正と編集
⑥画像やリンクの準備
⑦プレビュー
⑧投稿
⑨Xなどで拡散
会社などの組織で何か記事を作成する時、だいたいこれらの手順を何人かで分担して行います。noteのような個人の執筆では、当然これらをひとりでやらなくてはいけません。かなり大変です。
何に時間をかけないか決めるといい
ひとりで書けるようになるコツは、「何に時間を書けないか」を決めることです。これは、逆に言えば「何に注力するか」を決めるということと同じです。
noteには「毎日投稿」という修行のような文化がありますが、毎日投稿を経験すると、いかに手を抜くところを作るのが大事かよくわかります。
毎日23時59分に締め切りがやってくるのですから、あれこれ全部こだわってやっていると当然間に合いません。どこかで諦めポイントをつくるのが肝心です。
どこかで手を抜いた分、どこかに手をかけられるようになるので、これは決して悪いことではないと思います。
以下、「このあたり手を抜いてもいいのでは」と思う4つのポイントをまとめました。
①「みんなのフォトギャラリー」を使う
noteには「みんなのフォトギャラリー」という、見出し画像(サムネイル)のための写真やイラストをシェアしあう機能があります。
この記事の見出し画像も、「みんなのフォトギャラリー」で見つけた画像を使っています。
もちろんCanvaなどで自分で作ってもいいのですが、記事も執筆して、サムネイルも自分で作成するとなると、それだけで結構な労力になります。
すばらしいnoteクリエイターの画像を使わせてもらうことで、より記事の内容に時間を割けるようにもなります。
【参考】パーソナル編集者としても活動している作家・ライターのいしかわゆきさんのnoteです。
②思ったことを日頃からメモしておく
思ったことをメモする習慣があると、執筆が楽になります。「メモ」と言っても、いろいろな手段があります。手書きのメモ帳でもいいですが、スマホをフル活用するのも手です。
メモアプリで「noteのネタになりそうだな」と思ったことを日々メモしておくと、いざ執筆するときコピペするだけでそれなりに文章が出来上がるので楽です。特におすすめなのが、音声入力と、カメラです。
音声入力なら、料理をしながらメモができます。ちなみに、この記事は一部音声入力を使って書きました。
カメラもメモ帳みたいなものです。いま持っているスマホで、たくさん写真を撮りましょう。笑った顔も、泣いた顔も、振り返ればどんな瞬間も美しいものです。なんてことない日常の風景を切り取る反射神経を鍛えておくのも、いい記事を書けるようになる上でとても大切だと感じます。
③お決まりのパターンを決める
タイトル、文章構成、書き出し、締めくくりなど、何かしら自分のお決まりのパターンがあるといいです。毎回考える手間を省略できます。
とくに悩むのがタイトルではないでしょうか。タイトルは、迷ったら「〇〇な話」にするとか、自分なりのお決まりのパターンがあるといいですね。そのほかには、他の方のいい感じのタイトルを参考にするという手もあります。
【参考】みずのけいすけ「タイトルがいい感じのnoteたち」マガジン
④めんどくさいことはAIに頼る
AI、使っていますか?
主観ですが「これからAIの時代が来る」というフェーズはだいぶ前に通り越していて、今は「AIがないと仕事にならん」というフェーズに来ているな、という感じがしています。
この記事を書いている渋谷は、去年から仕事で毎日ChatGPTを使っていますが、「いまGPTがなくなったら、半分以上の仕事の納期守れていないだろう」というレベルまで来ています。それほどChatGPTに助けられています。
AIを日常的に使うようになったと同時に、全然やらなくなったことがあるんです。それがGoogleで「類語」を調べるという行為です。2年前ぐらいはよく調べていました。
ChatGPTには「〇〇を別の言葉で言い換えたいんだけど、10個挙げてください」みたいな感じで聞いています。
同じような感じで「この文章を柔らかい表現にできるかな」ときいて、文章の言い換えの提案をしてもらうこともあります。AIの提案を丸パクリすることもあれば、いいなと思った表現だけ借りるということもあります。
「それは自分の力で書いた文章じゃない」と言われてしまえばそうなんですが、なんとなくぼくがAIに対して思うのは辞書を引くイメージなんですよね。辞書を引く、Googleで類語を調べる行為がAIに代わっている感覚です。
実際、自分の脳みそで考えるよりいい表現ができている感じがするので、かなり頼りにしています。
AIに触れたことがないという人は、ぜひ、類語を調べるところから触れてみてほしいと思います。
ところどころ手を抜きながら、noteを書き続けられるようになりましょう!(執筆:渋谷 祥平)