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「ぐるぐる世界」を振り返る【写真】

2004年くらい、写真を撮ってた。

技術もないし、ただただ毎日シャッターを切ってただけ(文字通りの意味)なので、ガーリーフォトとか揶揄されることもあったけど、私は気にしてなかった。シャッターを切るだけの写真があってもいいと思っていた。そのうち、好きな写真家の写真を自分が撮るようになってしまい、自分とその写真家の目が同一化してしまったような気持ち悪さを感じてやめてしまった。そのうち、なるべく写真を撮らないことが写真を撮ることなんじゃないかという謎の禅問答みたいなものに取り組み始め、私は写真を撮るのをやめ、そして写真を忘れた。

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(写真:数少ない写真の作品「さく ら さ くら」)

写真を撮らなくなりはじめた頃だったか、ちょうどキヤノンが、自社のカメラの宣伝企画で、世界中にカメラを置いていたことがあった。そのカメラは、ネット上からパンしたりズームしたりとコントロールできる。けっこう置き方も適当な国があり、変な光景も見れたりして。世界中を興奮してみてました。今だったら絶対アウトだw。静止画も撮れる機能があったので、なんとか写真作品にならんかと思って、撮ってた時期があり…。さすがに、これを出すことがいいことかどうなのか判断できず、作品化することはやめたんだけど、まあ、もう15年以上経つので、振り返ってみました。

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一枚目。那覇の夕焼け。少しずつ日が暮れていく様子。右2つは、那覇の何か大学のところにカメラが置いてあって、クルマが校舎を出ていくところを見ることができた(が、写真には粗くて写ってない)。やっぱり、私が撮ってるところより、ちょっと日が暮れるのが速かった。このころ、私のいるところはまだ空がしっかり青空だった。

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二枚目も那覇。家の中からリアルタイムで見ている那覇の夕焼け。那覇の人たちと、私は今視線を同じくしている。右下はグアム。グアム何回か見に行ったけど、カメラを動かせなかったし、これしかずっと写ってなかった。なんかの室内の照明かw

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フランスの街並み。あきらかに違う感じ。あきらかにフランスな感じ。空さえもオシャレ。

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フランスその2 フランスはけっこう見晴らしのよい場所にカメラが置いてあって、エッフェル塔を捉えたときは感動しました。謎の水辺のあずまやオシャレ。

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フランス(左上)とアメリカ。当時、組写真のつもりで組んでたんだけど、どういう意図なのか忘れたし、ひどいwww エッフェル塔左上と、3枚はアメリカ西海岸の風景。この写真撮ってた頃暑くて部屋にこもってるときに海エンジョイしてる人たちいいなーって思ってた。シャッターのレスポンスが遅くて(当たり前だがw)、なかなか思う構図でとれないところもとりがいがあった。

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続いてアメリカの浜。上の写真の右下は、イギリスかフランスの学校の風景。ガラス越しで結露しとるwww

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イギリスかフランスの学校の風景。ガラス越しの結露が、またいい景色。右下は日本のお台場。

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お台場の風景。朝6時頃。右上に散歩する人。黒い海。

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アメリカのどっかの小さい町。暑そう、と思ったけど15℃くらいだった。上写真左下は、常に車を洗っているおじさんの出す水しぶきもはっきり見えた。

一時 熱中していたあの頃。楽しかった。

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山本ペロ
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