#110 権利を行使せよ

今日は期日前投票へ行ってきた。
投票日当日の会場は私の家から歩いて5分くらいの場所なのだが、期日前投票の会場はどちらも歩いて15分〜20分くらいと少し遠い。

しかし、10時半ごろに目覚めてからというもの、ぼんやり紫蘇の実を摘んだり、クイックルワイパーをかけたり、おにぎりを作って食べたりしているうちに「このままでは今日一日家を出なさそうだ」と焦燥感にかられた。

別に当日、近所の会場に行けばいいだけの話なのだが、何となく今日は家を出なければと思い、離れた会場へ歩いて向かった。
会場の近くにはパン屋もあるから、そこで食パンも買えるし、ついでに大きなスーパーで買い物もできる。よし、そのルートだ。

そう意気込んで会場へ向かうと行列。
行列嫌いなので一瞬帰ろうかと思ったが、列はスムーズに進んでいるようだし、この調子で当日また並ぶのはごめんだ。大人しく並んで無事に投票を終えてきた。

「イックン」ってなんだよ

そこから歩く途中で本屋を見つけて立ち寄ったが、目当てのパン屋は大きな道路を挟んだ反対側だ。私は本屋に立ち寄ってからパン屋の並びの道へと戻った。

しかし、反対側の道を見ると知らないケーキ屋が見えた。しまった、あのまま本屋の並びを歩いていればケーキ屋を覗けたのに。そう思ったが、そこで余計な買い物はすべきではない。
こういうとき、すぐ現実的な理屈を脳内で述べてしまう自分が時々イヤになる。

パン屋で食パンを買ったらスーパーへ。
今週の作り置きは何もアイデアが無かったが、安い野菜をいくつかカゴに投げ込むうちにイメージが固まってくる。そういえば実家から豆の缶詰を貰ったから、ひき肉も買ってそれでキーマカレーを作ろう。

買い物を終え、重たい荷物を抱えて今し方帰宅。普段、1日に1リットル近くは飲み物を飲む水飲み鳥なので、すっかり喉が渇いている。帰ってくるなり麦茶をコップ2杯飲み干した。

昼過ぎに出たのにもうこんな時間。
かれこれ3〜4時間は出歩いていたらしい。

程よい疲労感を足の裏に感じながら、つくづく満足感を噛み締めている。本当は、先週同様カフェでまた作業しようと思ったが、今日は一旦休もう。

さて、一休みしたらもう一件。
今夜もお酒が待ってるからね。

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