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社会人編
長らく時間が空いてしまいましたが、社会人編スタートです。
(苦しい思い出がありすぎて、下書きで止めていました。)
大学を無事卒業した私は中小企業で営業の仕事をはじめました。
アルバイトの経験はあったが、電話の取り方も分からない、ほんとに何も出来ない新人だったと思います。
沢山のことを吸収したい、学びたいと思い、よく残業していました。
新人ながら中小企業ですから、責任は多くのしかかって来ました。ユーザーとしては、新人も何も関係ないですからね。
取引先との連絡も夜遅くまでやることもしばしば。
決してブラック企業ではないのですが、自分がブラックな状態で働き続けていました。
(自分は無責任な人間だと思っていたのですが、意外と責任感を持って頑張っていたようです。)
入社して半年が経過した頃、同じように残業し仕事を片付けていました。
出来ないなりに一生懸命だったんです。
上司にその仕事やらなくていい、不要だよ。
と言われた時、自分の中で我慢していた何かが弾けました。
そして職場で過呼吸を起こしました。
とても苦しく今まで自分は何をやって来たのだろう、と言う感情に苛まれました。
翌日以降会社に行っても、ずっと涙がこぼれ、営業先に向かう時も泣きながら行っていた記憶があります。
新卒のわたしには抱えきれない責任やプレッシャー、そんなものが気づいたら自分を支配していました。
その状況を助けてくれたのが上司であり、突き落としたのも上司でした。
多忙な上司に自分の仕事も手伝って貰うようになりました。
段々、恋心を抱いていきました。しかし、既婚者の方なので、私の感情は無駄なものでした。
悩む事がより増え、自分をどんどん見失いました。
周りに頼れる人がいない、そんな状況でもあったと思います。
段々自分の存在価値が分からなくなり、職場への出勤が難しくなっていきました。
通常は8時出勤ですが、布団から起きられず12時ごろ出勤したり、無断欠勤もしました。
代表の意向により会社が畳まれることに決まったのは、入社から2年半後。
ちょうど辞めるチャンスだと思い、色々すったもんだがありながらも無事退職することができました。
今は転職し、2社目で働いています。
業務量も比較的少なく、休みも取りやすい安定した環境で働けています。(人間関係は構築が下手なので、まだまだですが…)
やっと人生の振り返りが終わりました。
次からまた別の内容について書きたいと思います。
よろしくお願いします。