『パルスサーベイの抱えるリスク』
心・身・場を整える、ととのえです。
月2回ととのえサポーターがお届けしている記事のご紹介🍀
今回は脈拍チェックをするように短期反復型で組織の健全度合いを測る、「パルスサーベイ」について、弊社代表の大江が解説しています。
パルスサーベイの特徴を理解し、活用上のリスクも考えてみましょう。
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いつもととのえの配信記事をご覧下さりありがとうございます。
今回はパルスサーベイの抱えるリスクについて書いてみたいと思います。
パルス=脈拍。脈を測るかの如く、なるべく頻繁に、少ない質問で、且つ簡単な方法で社員の方々の様子をリアルタイムで把握をする手法をパルスサーベイと呼ぶようです。
・設問数は3つ〜10程度
・頻度は毎日〜週1回程度
・パソコン立ち上げ時やスマホなどに自動で回答画面が送られてくる
・など
こうした要件が揃っていれば、パルスサーベイだと考えて良いかと思います。
確かに脈を毎日決まった時間で測定し、長期的にその傾向を管理・分析する事は、将来起こりうる様々な病気の予兆を捉える上で、とても役に立つと思います。私自身も健康維持のために、Garmin社のライフログ計測スマートウォッチであるvivosmart4を装着し、ストレスや心拍、ボディバッテリー(Garmin社独自の指標で、最大酸素摂取量、活動量、ストレス値、睡眠の質の4つの指標から、いわゆる元気度を計算している)などを常時モニターしています。
こうしたツールはとてもありがたい存在です。こちらが何か操作する事なく、客観的データを粛々と収集してくれるので。
パルスサーベイも同様の効果を狙って設計されたのではないかと推察します。回答する社員の負担をなるべく減らしつつ、管理者側は、常にリアルタイムで社員の方々の様子を把握出来る。回答する社員側としては、回答時間も少ないし、いいことづくめに見えます。
さて、ガーミンのツールは、僕が無意識のうちに勝手にデータ収集してくれます。パルスサーベイでは、僕が意思を持って回答します。
人を対象とした商品やサービスを開発する場合、こうした人の心をどう扱うかがとても難しいと思っています。
●少ない質問数とは言え、同じような質問を毎朝1年間問い続けられたら、どういう気持ちになるだろうか・・
● その問いに対し、きちんと回答をしようという気持ちを維持出来るだろうか・・
● 惰性による回答になってしまわないだろうか・・
という懸念です。
ひょっとしたらこうした懸念は杞憂に終わり、サーベイは機能するのかもしれません。とは言え、HRテック系の商材やサービスを取り扱う際、その対象は人となるので、その人の心を深くとらえるよう心がけたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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