好きな曲が思ったより人気なかった

ある日、ゲームしながらYouTubeMusicのおすすめを垂れ流していた時、ある曲が流れてきた。
EasyPopさんの「恋をしたような」

その時はゲームに集中していたが、曲が半分まで流れたところで私は気づいた。
あれ?この曲、めっちゃ良くね?????やばくね???
そう、この曲はいいのである!!!!
ポップなメロディーにほんのり甘い歌詞、そして程よくエレクトリカルなサウンド!!!!!
私は普段EDMばっかり聞いていて、音楽の趣味はおおよそ一般的とは言えないが、あまりに良すぎて頭がぶっ飛ぶ!!!
ゲーム終わりにすぐマイベストプレイリストにぶちこみ、次の日これを聞きながら颯爽と出かける。これこそが人生の至福の一つなり。

用事を済ませ、家に帰ると私はふと思った。この曲の良さを共有したい!共感したい!!
とりあえずyoutubeでコメント欄みるぜ!!
プレイリストから動画を開く!
ふとタイトルとその少し下に目をやると…
あれ…
19万再生…?
少なくね…?
投稿日は三年前、おかしいぞ…?
いや、これは何かの間違いだ、niconicoなら大人気のはず…
あれ…6万再生…

私は落ち込んだ。
なぜなら1000万再生あってもいい!!1000万は盛りすぎだけど200万は硬いだろ!しょうもないいいね稼ぎコメントが先頭にあるに決まってる!!!!
と本気で思っていたからだ。

私とて、作曲をしようとして1mmかじったあとずっと放置している身。
この曲の良さを耳から流し込むと同時に心からこんな曲作りたい!という思いが溢れだしたものだが、たったの19万…
無名の方がいい曲作ってこのぐらいの数字なら特段驚きはしないが、有名な方なのに…

その時私には二つの感情が駆け巡った。
俺が好きなもの、みんなそんなに好きじゃないのかもという疎外感と、
こんなにいいものなのに予想より全然評価されていないという絶望感。
この二つの要素が同時に成立してこうなっているのか、
あるいは片方なのかは定かではないが、
いつかなにかしらのいい作品を作って、評価されるということを目指している私にとっては、物凄いショックだった。

いつか自分の納得のいくものができても、同じような感覚を味わうのだろうか…

それだけのどうでもいい話。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?