EF SET(無料の英語力測定テスト)で英語力をチェックしてみました
英語を使うシーンが編み物と美術関連に大きく偏っている上に、日常的に使っていた時分から間が空きつつあり、英語力の衰えが気になる今日この頃.一念発起して、今年2022年は洋書をたくさん読むことにしたのですが、せっかくなので多読でどれぐらいスキルを上げることができるのかスコアでも測ってみたくなりました.
さりとて、オフィシャルで提出が必要なフォーマルスコアである必要もなく、TOEICやTOEFLは費用がかなりお高い上に、試験時間も長いし、スケジュールがタイト、かつ今知りたい!今!と探した中で、EF SETなる無料の英語力診断テストを見つけました.
EF SETとは?
スウェーデンで’65年に語学教育サービスを主軸としてスタート.2010年からケンブリッジとの共同研究で開発された英語力測定テスト.怪しくはなさそうなので早速受けてみました.最後のスコア判定時に氏名(本名でなくても大丈夫そう)、メールアドレス、国籍などを入力しますが、住所や電話番号などのセンシティブな情報は不要でした.
試験時間
簡易版15分、完全版50分.完全版は穴埋め的なものが25分、リスニングが25分の時間配分構成.私が解答に要した時間は簡易版が10分.完全版は穴埋めセクションが15分、リスニングがギリギリでした.リスニングは初めての形式に幾分戸惑ってしまったことと、ブラウザが落ちてしまったので復旧に少々時間を要した時間ロスが.(安定した通信環境で取り組んだ方が良さそう).
CEFR A1〜C2が測定範囲
のようですがやや難しめのような気も.A 1レベルだとめげてしまう気もするので若い初学者にはおススメしたくないなと思いました.ただ、CFERの英語能力測定試験の比較表(↓下記ページ)によれば、C2 Proficient levelの判定ができるのは英語の上級レベルを目指している方には魅力的なのではないかと.(日本で主流のTOEICとTOEFLはC1レベルまでのよう).
課題のテーマ
は幅広く、簡単なエッセイ、いく分専門的な記事、日常的な会話、パブリックスペースでのアナウンス、一般人・専門家へのインタビューと多岐にわたっていました.
TOEICは会社で雇用されてサラリーマンやアルバイト的に働くことを前提とした内容で、このための試験勉強で伸ばせる英語力はかなり限定的な印象があります.一方TOEFLはかなりアカデミックよりでした(個人的な主観の上に、かなり前の経験なので今は違うのかもしれません.あしからず)
海外の大学でアカデミックキャリアを積むのならば、TOEFLのスコアアップを目標にした学習計画を立てるのが良いかと思いますが、それ以降、マチュアな方が英語を生活に取り入れて人生をより豊かにすることを目的に、頑張っている効果がどれぐらい出ているのかを知るために取り組むのであればなかなか良い試験なのではないかと思います.例えば、洋書も楽しめるようになる、とか英語でより親密な会話を目指す、ニュースや雑誌記事を楽しむ、活用するなど.リスニングの発話者の話し方もかなりナチュラルでした(ヨーロッパ風味強).
RESULT-スコアレポート
英語力は予想通り、相当に錆びついていました(↓イメージ)特にリスニングの最後のセクションが厳しかった.C2のProficientにギリギリ入っていますが、本当に??と言うのが正直なところ.単語もあまり使ったことのないものが多く、語彙力を強化したら楽しめるものことが増えそうです.とりあえず、多読でどこまでスコアが変わるのか様子見.リスニング対策は、、、多分しないとスコアは上がらないのでしょうが、音声で興味を引くようなものが無く、急いでもいないのでこちらはそのうちに.
下記、スコアレポート画面のスクリーンショット.他にもPDF形式、URL、FACEBOOKやLINKDINに掲載できるようになっています.ツイートもできるようなので、これは後でやってみます.後半部に講評もありますが、後学のためになりそうな情報は見当たらなかったのがちょっぴり残念でした.
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