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花を愛でつつも、喰らう

以前、TV番組で食用薔薇の特集をしてて、紅茶に浮かべたりジャムにしたりケーキだったかピッツァに散りばめたりして楽しむといった内容で、勿論生食も。

何種類か食べた芸人がどれも味が違ってて意外とイケると云ってて番組の最後に食べたそれは、今までのと違いスパイシーだと驚きながら食べてた。運良く同じ薔薇を育ててたので自分も食べてみた。

一食み、二食み、全然スパイシーじゃない、。、もう食べたくない味だった。

止せば良いものを花を一つまるごと口に放り込んでしまった手前、どうせならと味を確かめながら咀嚼したが、如何にもこうにもその辺の口にすべきでない草でも食べてる様だった。

数ある薔薇の中で唯一、花を眺めても飽きない品種だったが、美味しくないと知ってから少し距離が出来た気がするものの、ほっておいても良く咲いた。もう年中咲いてる程だったし病気にも強くてほんと丈夫で育て易い樹でしたな。良く陽にあてて水をやってれば良い位に。

先日、欲しいという人が居たのであげてしまいましたが、いつか地植えで育ててみたい。

‘Rosa chinensis viridiflora’

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