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キラキラ

こんにちは。


日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』感想 ※ネタバレあり

制作発表の第一報を目にした時から、興奮のあまり椅子から転げ落ちるほど楽しみにしていたドラマ、『海に眠るダイヤモンド』が最終回を迎えた。


本当にすごいドラマを観た。
記憶に深く刻まれる大切な作品になった。宝物のひとつになりました。大事なものをいれておく箱にしまっておいたので、これからこの先も、嬉しい時悲しい時、皆に会いたい時、取り出して眺めてニコニコします。

最終回から1週間以上経っても、頭の中はまだまだ登場人物たち皆のことを想い続け、端島に思いを馳せている。Googleストリートビューで端島の中を歩いている。海の上からも端島を見ることができるんだよ。凄い時代だ。
繰り返し本編を観る度に涙し、制作の裏話を知って、他の人の感想を読んだりする度に新たな気づきがあり、波のようにどこまでも余韻が広がっていっている。

もう誰のことも、物語の中の架空の人物だなんて、他人だなんて思えないな。
みんなと一緒に喜んだり、キュンキュンしたり、悲しくて悔しい時は一緒に泣いたりしてきた。端島の幼馴染4人を側でずっと見てきたんだ。

鉄平と朝子のシーンはなんだかもう神木隆之介さまと杉咲花さまから、お二方からもはや演技を超越した 何か を感じた。本当に凄かった。演技力迸るお二人による、共演7回目の成せる凄技なのか。
ひたむきに朝子を想い続ける鉄平と、断腸の思いで新たな人生を歩む決断をした朝子の……運命に……何度見ても心が締め付けられる。
鉄平の最期が穏やかで安らかであったことを願う。朝子も本当によく頑張った。自分で選んだ道を納得できるように、後悔のないように懸命に生きてきたんだね……

百合子(土屋太鳳)と賢将(清水尋也)も大好きな二人だった。最高にかっこいい二人。
百合子の逞しさと、賢将の全てを受け止める包容力、お互いを思い合う深い愛、そしてそれぞれ朝子の親友として、鉄平の親友としての最強友情……


印象深い台詞ともたくさん出会った。
最終話の説教和尚(さだまさし)のことばが、この作品の全てを物語っていたように思う。
それと、「死骸が海の底で宝石へと変わる」という意味の言葉を色々な人が口にしていたように思うが、これは石好き鉱物好きの私が愛してやまない地球の神秘だ。
この言葉が登場する度に、うんうんうん!と首を何度も縦に振っていた。
動植物が死後、化石になって地球の一部となり、長い時を経て、途方もない旅をして、綺麗な模様や色の岩石になり、キラキラと輝く鉱物になるなんて、死んだ後宝石になれるなんて、これ以上の美しい話があるだろうか。これは私にとってこの世界の希望であり救いになっている。

『海に眠るダイヤモンド』、この先ずっと私の心の中で輝き続けるだろう。本当にありがとう。大拍手!!


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神木隆之介トークイベント2024〜神木SA〜

12月29日(日)東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われたトークイベント、夜の部に参加してきました。
海に眠るダイヤモンドのネタバレを含みます

鉄平〜!レオ〜!
各社さま、お世話になっております


わたしが神木くんのお姿を生で拝見するのは、7〜8年前?にあった写真集のお渡し会以来なのでかなり久しぶりではあった。

その間、色々な作品に出続けてくれて、さまざまな活動をやってくれて、元気と癒しと感動を届けてくれて、昨年には満を持してオフィシャルファンクラブが開設、NHK朝ドラ主演、ゴジラ主演、そして今回の日曜劇場主演と、誰がどう見ても精力的にご活動なさっている。
そんな大忙しの神木くんが、スケジュールの合間を縫って開催してくれたイベント、ありがたさしかないです。ありがとうございます。

大阪公演は12月の初旬にあって、東京とどっちに行こうかな〜と思って東京公演を申し込んだのだがこれがとても良かったように思う。『海に眠るダイヤモンド』完結の興奮冷めやらぬ今このタイミングで、神木くんに会えて良かった。
鉄平……!会いたかったよ……!!

イベントでは当然のことながら海に眠るダイヤモンドの裏話も盛りだくさんで、どのお話も聞き入ってしまった。作品への理解が深まるとともに、神木くんのお芝居に対する姿勢、周囲への優しさや気配り力にいたく感動した。ますますファンにならざるを得ない。
神木くん自身がきっと“外勤さん”の性質を持っていて、そんな人が演じていた端島 勤労課外勤の荒木鉄平だから、あんなにも人のあたたかさが溢れ出ていたんじゃないかな。

この作品が一人二役初挑戦となった神木くんだけれど、鉄平でも玲央でも、人物としてのグラデーションというか、年月の経過や心情の変化によってさまざま表情を見せてくれて、……凄すぎる……!本当にその人物が生きているようだ。
端島編、朝子への「好き」を自覚する前の、端島を愛する元気少年な鉄平から、朝子と端島を愛する鉄平になり、“あの夜”の事件から始まる逃亡生活中の険しい表情や言動、もがき苦しむ姿や切ない表情まで……現代編の玲央では全てを諦めた光のない目から始まり、鉄平の半生を追ううちにだんだんと本当の感情の起伏が現れるそのさまに……特にホスト辞めた後の黒髪玲央は、同じく黒髪だった鉄平とそう大きくビジュアルは変わらないはずなのに全然違う人に見えた。
神木隆之介、本当にすごいです。

改めて海に眠るダイヤモンド、ありがとう。
鉄平、お疲れ様!


プレゼント企画では、当選した方がみなさん素敵な方々で、こちらまでその嬉しさと興奮が伝わってきた。ちょっともらい泣きしてしまいそうだった。私まで自分のことのように嬉しい。
腰が抜けた人を実際に生で見たのは初めてかもしれない。

色々お土産をもらって、最後は神木くんがお客さんをひとりひとり手を振って見送るという手厚い対応もしていただき、多幸感でいっぱいだった。
今日一日でもキャパ約2000×昼夜2公演……?ありがたいことですね……
サービス精神の塊で、人を笑顔にしたり笑わせたりするのが好きで、生粋のエンターテイナー神木隆之介の魅力を存分に味わった時間だった。優しさに溢れたあたたかな空間だった。


思えば私は、神木くんと一緒に大人になったのだなあ。
物心ついた時からテレビや映画に出ている芸能人であるはずなのに、画面の向こうのスーパースターなのに、昔から知ってる近所の気さくな兄ちゃん という感じがするからなんとも不思議だ。

こちらこそありがとう……

今までもこれからも、神木くんのますますのご活躍、幸せと笑顔を願っています。


2024年の投稿はこれが最後。
noteを読んでくださるみなさん、スキや温かいコメントをくれるみなさん、本当にありがとう。
この世界のどこかでみんな今日も生きているなあと思うたびに私も、「今日もやってくかあ〜」という力を貰っています。

2024年、良いことも悪いこともさまざまあったと思うけれど、あなたも私もみんなよく頑張った!お疲れ様!
みなさまの元に幸せと笑顔が訪れますように。
良いお年をお迎えください。

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