【インド占星術】スピーディだけどブレーキがかかる牡羊座の満月
今回のnoteは明後日2024年10月17日に牡羊座で迎える満月についてです。
結論から書いておきます。
さて、明後日2024年10月17日は満月です。
しかも、1年の中で一番大きく見える満月だそうです!
ティティ 月の満ち欠けについて
インド占星術では、月の満ち欠けのことをティティと言います。(←可愛いですよね)
満月に向かう月のことをシュクラ・パクシャと言い、月のパワーが強まっていきます。
この時期、私たちは活動的になります。
反対に、新月に向かう月のことをクリシュナ・パクシャと言います。
こちらは次第に欠けていくので、月のパワーも弱まると考えられ、私たちは活動というより、計画を練ったりすると良い時期になります。
17日に満月を迎えるので、それ以降はクリシュナ・パクシャの時期になります。つまり、活動するよりじっと考えたり計画したりする時期に入ります。
牡羊座で迎える満月
牡羊座は一番最初の星座です。
性質を見ていくと、男性星座、活動宮、エレメントは火です。
とてもアグレッシヴなイメージがありますね。
度数は0:22ということで、ナクシャトラはアシュヴィニーです。
こちらも一番最初のナクシャトラになります。
支配星はKeで、シンボルは馬の頭になります。
神様はアシュヴィニ双神という双子の馬の神様です。
生まれる前(過去)を引きずっているアシュヴィニー
一番最初の星座であり、ナクシャトラであり、馬がシンボルだったりとアグレッシブなイメージがある今回の月ですが、
どうやらそれだけではなさそうです。
アシュビニ双神は夜明けと夕焼けを駆け抜ける双子の馬。
つまり、光と闇、昼と夜、過去と現在を行き来しているような…
これはとても特別な力ではあるのですが、うーん、一筋縄ではいかなさそうですね。
支配星はKe(ケートゥ)
そして、支配星がKeなのも気になります。
Ke自体が過去を表すというのもあるのですが、同時にKeはとても精神性が高いです。
モクシャ、つまり「解脱」を目的としているので「手放す」とか「禁欲的」というキーワードが浮かびます。
なので、現実世界を生きるという視点から考えるとちょっと生きるのが辛かったりします。他と何か違うな〜、違和感あるな〜みたいな。
だた、アシュヴィニ双神とKeは共にアーユルヴェーダととても関わりが深いのでヒーリング的な要素も持ち合わせています。
まとめ:スタートダッシュは良さそうな満月だけど…
今回の満月の影響としては、
一番乗り!とか、スピード感はありそうですが、過去が気になったり、自分の気持ちが追い着いていかないということもありそうですね。
そうそう、それから木星が逆行しているのでその影響もあります!
なかなか思うようにいかない感じありです。
Keなので、ルーティーンも表します。何か毎日自分がやっている決まったことをすると安心につながるのかもしれません。
また、マッサージやアーユルヴェーダのサロンなどで疲れを癒すのも良さそうですね〜(←毎日でも受けたいですね〜)
ただ、こういう時こそ、自分を成長させるチャンスだと捉えるのもインド占星術の良いところです。
内向きに気持ちが向かうのなら、それに抗わず従うのも良いですね。新しい自分を発見できそうです。
今回もまだまだマニアックなインド占星術のnoteをここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!
とても嬉しいです!
またnote書きます!
壮大で難しいと言われるインド占星術を学び始めてまだまだ浅い私です。なので、検討の仕方もまだまだ浅いと思います。
自分の学びや訪問してくださる方が少しでも楽しんでくれたらと思い、noteを書いています。温かい目で読んでいただけるとありがたいです。
参考にしている教科書は私のインド占星術の師匠のテキストと、こちらの本です↓