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バレエ教室に移ってから知った隠れた出費と時間2
先生の教室へ移ってから、月、木、土の週3回通うことになった。
隣の駅まで、仲の良い子たちと一緒に電車に乗って通う。
それをきっかけに、最低限の連絡が取れるように見守りケータイを持たせた。
小学校1〜2年生の子が、夕方から夜にかけて隣の駅まで。
学校が終わってから帰宅し、そこからレッスンへ向かう流れだ。
こういうスケジュールだと、ごはんを食べる余裕がなくなるので、夕飯は駅へ送る車中で食べさせた。
それでもバレエがしたくてしたくてたまらない娘はご機嫌。
この生活は、夏はいいのだが、冬が厄介だ。
教室の立地は、駅からは近いが、なんと飲み屋街のそば。
忘年会シーズンなどには、酔っ払った酒臭いおじさんに「お嬢ちゃんたち、かわいいねぇ」と絡まれることも数回あった。
いやらしいとかではなく、かわいらしさを娘や孫のように感じて声をかけているのだろうが、心配なこともあったので、
行きは電車で一緒に向かわせ、帰りは車で教室まで迎えに行くことにした。
そして、先生の気分によってはレッスン時間が大幅に延びることもある。
迎えに行って、車で1時間以上待つなんてこともあった。
学校が終わって一度家に帰る時間はなく、ランドセルのまま来ている子もいた。その子のお母様は、給食以降何も食べずにレッスンし、帰宅が夜9時ごろになってしまうことを、成長期なのに大丈夫かと心配していた。
発表会前になると、先生のダメ出しが飛び、2時間延長なんてこともよくあった。
レッスンが終わるまで連絡もなく、親はただ待つしかない。
いつ終わるかわからないので、待っている間は身動きが取れなかった。
こんな生活が1年くらい続いた。
この辺りから、母親たちの間で先生への不信感や不満が生まれ始めた。
でも、娘は週4回、いや、毎日通いたい!もっと!もっと!
という感じだった。
週3回でレッスンの月謝は18,000円くらいだった。
この月謝の他には先生が呼んだゲストの先生のワークショップなどを開催したりしてその参加費が3,000円/1回くらい。
ワークショップは月に1−2回あった。
このほかに保護者会の積立金を1,000円/月。
この保護者会が曲者。
保護者会は発表会の際に先生へ贈る花束や、クリスマス会などのイベント時に子供たちへのお菓子やプレゼントなどの経費のために強制入会だった。
発表会のために保護者の協力が必要で、協力できない人は他所へ行ってね、という感じがひしひしと伝わってきた(笑)。
発表会前はみんな仕事を早退したりしてお手伝い。
発表会当日はいわずもがな。
ほとんどの親がなんらかの仕事をしていた。
通っている子はみんなバレエが楽しくて通っているから、娘を人質に取られているようなもの。
そのため、先生に意見を言うと、もし自分の娘に対する態度や扱いに影響が出たらどうしようと考えてしまい、不満があっても意見を言いづらい環境だった。
このころからあまり健全ではないかなぁと感じ始めた。
そしてお金の話も、こんなのはまだ序の口だった。
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月謝 18,000円(週3回のレッスン)
保護者会の積立金 1,000円/月
ワークショップ参加費 3,000円/1回(月に2−3回)
・その他の出費
バレエシューズ 2000円/1足 くらい
レオタード ネットで2~3000円くらい/1着
バレエタイツ1,000 /1足(ネットでブランドなど選ばなければ)
小さい頃はこういった日常のレッスンに必要なものは他の習い事とたいして変わらないと思う。むしろお安く済むくらいだ。
バレエのレッスン後のママ友付き合いやなんやらは人によるので割愛。
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