生命保険note『診断一時金とか診断給付金の比較ポイントを知ってみよう(^^♪』
多くの生命保険会社から出ている保障の一つに、がん・脳卒中など脳の病気・急性心筋梗塞など心臓の病気を保障してくれるものがあります。
ひと昔前なら「三大成人病」、現在は「生活習慣病」と呼ばれている病気です。
各社で呼び方は様々なのですが、「特定疾病保障」とか「三大疾病保障」などと呼ばれています。
これらの病気になったら、たとえば50万円とか100万円が支払われる。
そんな保障が、「特定疾病一時金」とか「特定疾病給付金」、あるいは「三大疾病一時金」や「三大疾病給付金」などと呼ばれているものになります。
簡単に言うと、たとえばガンになったら、100万円が払われる。
仕組みとしては、かなりシンプルな払われ方をする保険です。
とりあえずこの記事の中では、これらの保障をまとめて、「三大疾病一時金」と呼んで、その比較のポイントを説明していきます。
✅ 病気の範囲
三大疾病と言っても、各社により保障してくれる病気の範囲が異なります。まずその範囲を、できるだけ正確に把握しましょう。
◆ がん
「悪性新生物」のみの保障なのか、「上皮内新生物」までをカバーしてくれるのか、知っておきましょう。
特に女性の方は、知っておくべきだと思います。
詳細はこちらをご覧ください。
◆ 脳血管疾患
「脳卒中」のみなのか、「脳血管疾患」全体を保障してくれるのか、知っておきましょう。
脳卒中とは、脳血管疾患の内の一つに過ぎません。脳血管疾患の方が、脳卒中より大きな括りとなるということです。
たとえば「高血圧性脳症」と呼ばれる病気は、脳卒中のみを保障する保険では、お支払いの対象外となります。
◆ 心疾患
「急性心筋梗塞」のみなのか、「心疾患」全体を保障してくれるのか、知っておきましょう。
たとえば「狭心症」と呼ばれる病気は、急性心筋梗塞のみを保障する保険では、お支払いの対象外となります。
✅ 支払い定義(一回目)
◆ がん
もっとも単純です。
がん(悪性新生物)または上皮内新生物と「確定診断」されたら、です。
◆ 脳血管疾患
◆ 心疾患
この二つの支払い定義が、ちょっとややこしいです。
大きく分けると3つあります。
60日以上、所定の障害や仕事ができないなどの状態の継続
所定の手術、または15日とか20日など一定期間以上の入院
(治療を目的にした)入院
1と3,かなり温度差がありますよね。
60日以上も障害が残るような状態にならないと払われない1に対し、一日でも入院したら払われる3。
私は3年前に脳梗塞になりましたが、幸いにしてわずか6日間の入院でした。
入っていた保険は、1のタイプ。
3のタイプに入ってれば良かった~😨と、痛く実感しました😅
✅ 支払い回数
シンプルに、一回だけしから払ってくれない三大疾病一時金保険と、複数回払ってくれるものがあります。
また、三大疾病のいずれかになったら、一回支払っておしまいというタイプと、三大疾病のそれぞれで支払ってくれるというものもあります。
✅ 支払いタイミング
複数回支払ってくれるものには、2年に一回というタイプと、1年に一回というタイプがあります。
そんなにしょっちゅう三大疾病になるものでもありませんが、ありえない話ではありません。
がんになった翌年に、また新たながんが見つかるとか、あるいは脳梗塞になるとか、ですね。
どちらがいい悪いではなく、ちゃんと知っておきましょう。
✅ 支払い定義(がんの二回目)
脳血管疾患と心疾患は、二回目の支払定義も一回目と同様なのですが、実はがんの二回目の支払い定義が、各社微妙に違います。
大きく分けると、3パターンでしょうか。
がんの治療を目的に入院をした場合
がんの治療を目的に、入院または通院をした場合
新たにがんと診断確定された場合
1と2の違いはお分かりいただけると思いますが、3との違いは、ちょっとわかりづらいかと思います。
具体例としては、たとえばがんになって、ず~っとその治療のために入院生活をした場合。
1や2の場合だと、同じがんで入院をしていても、1年ごととか2年ごとにお金が払われます。
一方3の場合だと、新たにがんと診断確定されたわけではないので、支払い対象外、ということです。
現在は、医療技術の進歩もあり、がんも治る病気になってきました。
逆に言えば、何回もなる場合があります。
2回目以降の診断給付金の支払い定義、より知っておく必要があると思います。
✅ 各社の競争😁
ざっくりとした比較のための記事です。細かな違いなどは、必ず各生命保険会社や担当者などにご確認ください。
ただ、各社とも良い競争をしていますので、より保障の範囲が広くなったり、これまでより支払いの定義が緩くなってきています。
現在ご自身が入っているものが、どんなものか、まず知りましょう。
そのうえで、見直したいのか、このままでいいのか。
見直すとしたら、いくらになるのか。
その他に、何かこれまでより不利になることは無いのか。
日本人にとって、もっともなる確率の高い病気であり、もっとも死亡率の高い病気の、ワンツースリーです。
つまり、使う確率も相応に高い保障と言えるでしょう。
もし必要と考えるならば、ちゃんと理解することが、大切です。
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