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子どもとお金『お金(おだちん)くれないなら、お手伝いしない!』


子どものお金教育のうえで、お小遣いはおだちん制が望ましいことは以前にお伝えしました。

一方、こんなことを心配する親御さんもいます。


「お金をあげないと、お手伝いをしなくなりそう!」


これはおだちん制を取り入れるうえでの、難題です。

私も様々な論文読んだり、ネットで調べたりもしたのですが、間違いなくこれ!っていう回答は残念ながらありませんでした。

なぜならば、「お金が欲しい!」という気持ちは、今の世の中を生きる人として、普通のことだからです。

子どもだって、お金があれば自分の好きなモノが買えるということは、すぐに学びます。


 ただ一つお子さんに分かって欲しいのは、「おだちんをもらう」ということは、

「パパママが困っていることを手伝って、喜んでもらえる存在に自分がなるんだよ」

っていうことだと思います。


「お金を稼ぐ」ことは、「だれかの役に立つこと」なんだ!という喜びを、お子さんが実感できるようになることを、常に意識してあげてください。

お子さんがお手伝いをしてくれたときには、ママ嬉しいよ!パパ嬉しいよ!という気持ちを、せいいっぱい表現してあげてください。

お手伝いをしてくれたから、機械的におだちんをあげる、ということにならないよう、気をつけることが肝心です。

そして、親が子どもに感謝を表現してあげるって、きっとあたたかな家庭づくりにも役立つと思います。


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