子供とお金『ユダヤ式ハブルータ』
ノーベル賞受賞者や経済界の成功者にユダヤ人が多いのは、ご存知のことと思います。
相対性理論のアインシュタイン氏。
Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏。
「未知との遭遇」など映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏。
もっと過去に遡れば、イエス・キリストもユダヤ人です。
そのユダヤ人が家庭で行う教育方法に「ハブルータ」という勉強方法があります。
一言で言えば、
互いに教えあう勉強法です。
皆さんも、何となく経験値としてわかると思います。
人に教えると、実は自分の勉強にもなる。
これを実践しているのが、ユダヤ人の家庭です。
小さなうちから、質問力を育てます。
たとえば、
日本の家庭で、子供を学校に送り出す時に何と言うでしょう?
「先生の言うことを、ちゃんと聞いてきなさい」
だと思います。
これに対し、ユダヤ人の家庭では、
「先生にいっぱい質問をしてきなさい」
と言って、送り出すそうです。
子供たちにとって、ハブルータを行う最初のパートナーは、親です。
親が子供に、「今日、学校で習ってきたことを教えてくれるかな」という質問でスタートしてみましょう。
子供は今日習ってきたことを親に教えることで、習ったことを反復し、記憶に定着させ、そして理解が深まるのです。
さらには、相手にわかりやすく説明する、プレゼン力も磨かれます。
以前書いたこの記事。
この中で、小さな時からお子さんが数字に触れ合う機会を、日常の中で積極的に作りましょう、と言うことをお伝えしました。
ハブルータを知った今、
お子さんから数字のことを、教えてもらいましょう
を加えたいと思います。