子どもとお金『お金に悪いイメージを持つ子どもは、お金に強くなりづらい😧』
これからの日本は、国家戦略として「金融教育」を進めていくそうです。
実際に高校の家庭科でも資産運用の授業が始まり、積立NISAやiDeCoなども多くの人が利用し始めています。
いずれにしろ、子どもたちがお金のことを学ぶ環境が、国として整えられていくことでしょう。
どうせ勉強しなければいけないのなら、いい点数を取って欲しいと願うのは親心😁
そしてその延長線上に、お金を上手に使いこなす大人になって欲しいと願うことと思います。
では、子どもたちが「いい点数」を取るためには、何が大切かのお話しを書いてみたいと思います。
金融庁金融研究センターで、2015年に、金融教育を受けている大学生、約400名を対象としたアンケート調査をしました。
結論から言いますと、
金融に対して肯定的なマインドセットを持つ学生ほど、金融教育の成果(知識、積極性、注意深さ、関心)が高くなる傾向がある
金融に対する恐怖感のある学生は、金融に関する行動に消極的な態度を示す傾向がある
「マインドセット」とは、分かりやすい日本語にすると、「考えるときの癖」です。
癖ですから、無意識のうちに出ます。
固定観念や思い込みとも言えるでしょう。
つまり、
金融(お金のこと)をポジティブに考えられる学生ほど、勉強した成果が出た
金融(お金のこと)をネガティブに考える学生ほど、勉強した成果が出にくい
この結果は、いったい何を意味するのでしょう。
日本語には「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。
つまり、、、単純に、そういうことだと私は思います。
お金を好きというとちょっといやらしく聞こえてしまうかもしれませんが、少なくともお金に対して嫌悪感が無いとか、自然に接することができるとか、そんなことがお金と上手に付き合うためのマインドセットなのだと思います。
そしてこの、お金に対するマインドセット。
子どもたちは、いったいどこで身に付けるでしょうか?
学校?友達?先生?
私は、「家庭」だと思います。
人の人格や性格は、50%が遺伝。50%が生まれてからの環境と言われています。
ところがお金に対する価値観や金銭感覚は、8割以上が親からの影響と言われています。
子どものときに、親を通して見聞きしたことや経験したことが、その人の最初の「常識」となることは、皆さん簡単に想像できると思います。
お金については、さらに強くその傾向が出るということです。
子どもが、お金と上手に付き合えるようになる、親としての第一歩。
そんなに難しいことでは無いと思います。
家庭で、子どもたちとお金のことを、普通に会話しましょう。
少なくとも、「お金は汚い」とか「お金の話しなんてするもんじゃない」などという環境を、家庭内に作らないようにしてみましょう。
近い将来、学校で資産運用など実践的なお金の勉強を始めた時に、きっといい点数が取れるようになることと思います(^^♪
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