生命保険note『掛捨てじゃない、の意味を考えよう😉』
大きく分けると、生命保険には「掛捨て」と「掛捨てではない」もの、二種類があります。
掛捨てタイプは、保障機能のみ。
掛捨てではないタイプは、保障と積立の二つの機能を持ちます。
(一部、純粋に積立機能のみの保険もあります)
そして、この二つをごっちゃにすると、とたんに生命保険は複雑怪奇なものになってしまうのです😱
まず、とてもシンプルな事例をご紹介します。
💦 死んだら1000万円支払われる、掛捨ての保険
💦 死んだら1000万円支払われる、掛捨てではない保険
どちらの方が、値段(保険料)は高いでしょうか?
保障機能だけの商品と、
保障+積立機能の商品。
当然、積立機能がある分、後者の方が値段は高くなります。
ここで、掛捨てではない生命保険を正しく理解するための、とても大事なポイントを二つお伝えします。
✅ 積立機能部分だけの値段(保険料)がいくらなのか
✅ 積立機能の貯蓄性がどれだけあるのか
この2点を、ぜひ正しく理解してください。
保障と貯蓄は、別物です。
生命保険に貯蓄性を求めるならば、貯蓄性だけを切り取って、値段と貯蓄性を正しく把握してください。
そして、
貯蓄性だけを求めるならば、
生命保険である必要は無い、という考え方もあると、知ってください😆
最近のコマーシャルなどで聞く言葉です。
言葉として、間違っているわけではありません。
けれど、この言葉だけでは、不十分です。
確かに、
掛捨てではない = 積立て機能がある
ですが、
保障が100、積立ても100、という意味ではありません。
積立てがわずか「1」あるだけでも、「掛捨てではない保険」となります。
「掛捨てではない」という言葉は、
自分の払うお金が無駄にならないような、錯覚を起こさせます。
戻ってくるお金があるという、安心感を与えます。
だからこの保険でいいや
とならないよう、くれぐれもご注意ください。
コツは、シンプルに商品を分解して捉えることです。