子どもとお金『親も、時には「忍」の一字が必要です😁』
子どものお金教育において、子どもの「自制心」を育てることは、とても重要な要素です。
我慢する心を自分でコントロールできなければ、欲しい物があれば無計画にお金を使ってしまうでしょう。
計画的な貯蓄もできません。
お金を「使う」「管理する」という場面において、間違いなく必要とされる力です。
この自制心。
子どもに養ってもらうためには、やはり重要なのは家庭です。
親の姿を見て、子どもは自制心を学び、身につけます。
では、どんな親の姿や行動、言葉が、子どもの自制心を育てるのでしょうか。
もっとも単純で、簡単なのは、
言いかえれば、自制心の無い姿を子どもに、できるだけ見せないことだと、私は思います。
おそらくもっとも典型的な例としては、
感情のままに、子どもを怒る
欲しい物があると、無計画に買ってしまう
人との関わりの中で、我慢することをしない
などでしょうか。
小さなときから親のこんな姿を見て育った子どもは、「自制心」が育ちにくいと考えます。
決して、親が我慢ばかりすればいいというものではありません。
けれどのべつ幕無しに、お金を使ったり、愚痴ばかりを言っていたり、人に怒りをぶつけたり、と言った「負」の姿ばかりを見せられたら、子どもが健全に自制心を育てることは、かなり難しいでしょう。
子どもにとっての最初の先生は、親なのですから。。
では、まずどうしたら怒らないで済むようになるか。
この点については、FPの領域というよりは、コーチングの分野だろうと思います。
私自身がコーチングを学んだ、コーチングプレイス。
ここには、コーチング命のようなベテランコーチが数多くいらっしゃいます。
中でも、私の師匠でもある佐藤君枝さんが開かれている、ファミリーストレングス講座。
子どもや家族に対して自分の感情を上手にコントロールできなくて悩んでいるような方。
コーチングを受けてみてもいいですし、自らコーチングを学ぶことでも、きっと良い方向に進めることと思います。
そして、FP的な観点での子どもの自制心の育て方について。
まずは、
お金を計画的に使い、無駄づかいをしない努力をしましょう
親自身が、欲しいものを欲しいときに、無計画に買うような姿を子どもに常に見せていたら、子どもの自制心は「絶対に」育ちません。
中には親を反面教師とするようなお子さんもいますが、人はやはり、楽なこと、気持ちの良いことに流れるものです。
子どもには、自分のお小遣いの管理をさせて「ちゃんと計画的に使いなさい!貯めなさい!」と指導をしていても、親自身がそれをちゃんとできていなかったら、それはいつか子どもにばれます😨
「私ばっかり我慢して、お母さんズルい!😠」
子どもからこんな風に思われないように、親自らも気を付けなければいけません。
ただし、これは常にお金を我慢して使いましょう、ということではありません。
使うと決めたときには、使ってもいいんです。
肝心なのは、メリハリを付けること。
無節操な「浪費」をしないこと。
生活に必要な「消費」は計画的にすること。
私個人としては、時にはストレス解消だったり、家族のレジャーのために、計画的な「浪費」はありだと考えています。
この時には、ちゃんとお子さんに宣言して、たとえば、
「今回の旅行では、〇〇円までは、みんなでお金使っちゃおう!✨💖」
みたいな機会があっても、いいと思っています😁
お金は、上手に使ってこそ、初めて価値を持つものです。
けれど日常の多くの場面では、まずは
「忍」
の一字を、忘れないようにしていただければと思います。
特に、子どもの前では、ですね😁
お金をコントロールするための自制心は、「誘惑に負けないための」心と言えるとも思います。
この「誘惑に負けないための心」を養うことは、小さなうちからの家庭内でなければできないことだと、私は思います。
お父さんお母さんに怒らるのが怖いから、我慢する。
ではない「自制心」を子どもが身に付けてくれたら、理想ですね😊
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