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ペペロンチーノ37日目(5月29日)

まえおき

こんにちは。好きな空間は、江之浦測候所。ペペロンちえみです。

季節を大切に感じることを最近の喜びとしています。

その文脈を非常に洗練させた空間が、小田原文化財団によって建築された空間である「江之浦測候所」だと思います。非常に魅力的な空間ですが、コロナ下においては臨時休館となっています。

来館できるようになる日を楽しみにして日々を過ごしています。

今日のテーマ

今日はスペインからコロナの影響で帰国をした友人と久し振りに会いました。

コロナの可能性を限りなくゼロに近づけるために14日間ホテルで一人自粛をしていたそうです。自分の人生を見つめ直すきっかけになりうる時間の長さですね。

ちなみに彼がしていたことは「逃げるは恥だが役に立つ」を視聴することでした。とても有意義な時間の使い方だと思います。

さて、そんな彼が日本を思い出すことができるような「」を今回のペペロンチーノではテーマにしたいと思います。

今日のペペロンチーノ

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友人が来ているということで、例にもれず飲酒調理です。

今日は近所の美味しいお酒屋さんで購入したビールを飲みながら、ペペロンチーノを作ります。

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友人がカメラ担当を務めてくださるということで、いつもとは違うアングルでの写真が多くなります。

にんにくの皮の剥き方をレクチャーしましたが、スペインに長く住んでいる彼には釈迦に説法だったかも知れません。

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バター醤油風味にするため、オリーブオイル大さじ2とバター大さじ1を加えます。

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にんにくがいい感じでホックリとしてきたら、粗みじんの唐辛子を加えます。

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オイルに唐辛子の色が移りました。とっても食欲をそそる色です。

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今日はフライパンひとつで作るため、水分量を計算して加えます。パスタ100gに対しては水分を400ccとしています。

このタイミングで隠し味に焼あごの粉末を加えています。

より最適な水分量を目指すとなると、この動画を参考にすると間違いがないかと思います。

この動画を参考にしたのも、かなり昔となりました。懐かしいですね。

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フライパンで直接、パスタを茹でます。

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焦らずにトングでゆっくりとパスタを曲げていきます。茹で汁にふれた部分から柔らかくなっていくため、焦らないことが大事です。

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無事に浸かりました。ここからはパスタが固まりすぎないように、たまにトングで全体を動かします。ただ、基本的には放置で問題ありません。

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火を止める30秒前に醤油を加えて、全体に醤油が馴染んだら完成です。

「香りから和を感じる」と友人に言っていただけました。それでは実食に移りましょう。

味の感想

彼曰く、広瀬香美を感じたそうです。

広瀬香美さんの演奏の特徴について、彼は「ピアノと身体とが一体化し、全体で一つの楽器として調和された感じがする」と語っています。

なるほど、たしかに言われてみるとそうかもしれません。

そして、私の「和」をテーマとしたペペロンチーノに対しても、「あれだけの調味料を加えたにもかかわらず、一つ一つの素材のどれかが強く主張するわけではなく、ただただを感じる」とのことでした。

だから、私のペペロンチーノから「和」を感じたそうです。

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この視点は今までの私にはありませんでしたが、非常に示唆に富んだ感想だったと思います。一皿ごとにテーマを設けている以上、そのテーマをどこまで表現できているか、今後はより一層の追求をしていきたいと思います。

この日は一緒にグリーンカレーとUCHUもいただきました。

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幸せを強く感じる、最高の1日だったことは間違いありません。彼から学ぶことはまだまだたくさんありそうです。スペインの友人には、またいつでも来てほしいと伝えて、別れました。

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本日は以上です。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

残り63日。

※本日の写真はすべて、スペインの友人の撮影です。

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