「のいちゃんは、書くことにいっそうの心血を注ぎました。」熊野美幸
熊野美幸です。
いかがお過ごしですか?寒くなってきたけれど...
風邪や病気になっていませんか?
もし今、自分がツラいな苦しいなと感じているそこのあなた。
もう要らないと言うくらい、ご自愛してください。
怠けるのもご自愛です。ぜひ、ちいちゃいめんどいことから手放して、たまにはがっつり休んじゃってください。
さてさて...
私もついに、エッセイ担当が回ってきました。
ガクブル...!どうぞよろしくお願いいたします。
『自分の役について』
Q1. あなたはどんな役を演じますか。
わたしは、「ますみ」という人を演じます。今回の作品では、多くは語らなくともずっと物語の中心、といいますか、かなり俯瞰した位置から見守っている、そんなイメージがあります。「見ている」のではなく、「見守っている」。その距離感は、人間関係をうまく築いていくための一定の距離感でもあるのでしょうか。
Q2.誰かの相談相手になったことは、ありますか?
あります。心の調子が崩れてしまう人が周りにいて、私も経験していて、少しの助けになるのであらばと、話を聞いたり実際に会ってご飯を食べたりします。わたしの出来ることが相手の心のケアに繋がればと思い、相談役はむしろ率先して手を上げるタイプです。
上記の話はリアルなのですが、今作品に出てくる「ますみ」も、相談の(カウンセラーのような)役割を担っています。人の話を聴く(傾聴)ことって、エネルギーの必要なことだし大変だけどそれでも向き合いたいと動くのは、なぜなんでしょう。。。愛...?
「ますみ」は本来、カウンセラー(という役)ではないのですが、きっと目の前に現れた人物を、放っておけない"危うさ"みたいなのを、瞬時に感じたのかな。だから、役割を担っているんでしょうね。担いたかった(助けたい)...のかも。すみません、質問からかなり脱線してます!笑
Q3.今作品を、一言で!
「人間、あるある」です。
でもこれは私の感覚なので、観た人によっては「いや、ないないだわ」と感じるかもしれません。良いのです、人類の数だけ感想はあります。
目を凝らして自分の身の回りの人々をみていると、どこかに、遠からず近からず居るなぁと、そんな人たちを、私たちは意図的に避けたり無意識に引き寄せられたりしているなと、この作品を読むと、この人やあの人のこと。目蓋の裏で思い出している。
ぺぺぺの会 渾身の一作品
『斗起夫 -2031年、東京、都市についての物語- 』
2022.12/28~30 北千住BUoY 迄
ぜひ足を運びください。
ご来場、お待ちしております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
熊野美幸のエッセイでした。バイバーイ!
熊野美幸(ぺぺぺの会)
熊野 美幸 (クマノ ミユキ)
1997年 8月10日生
ぺぺぺの会のメンバーであり、能天気にボケて場を盛り上げる。現在は、保育士を続けながら演劇活動を行っている。
ぺぺぺの会では『夢の旧作』『ほゑあ、ゐず、つん?』『 楽 園 迫 る 』『命を弄ぶ男ふたり』『インスタント・レアリスム』に出演し、2022年から演劇だけでなく、ダンス(C.I.)を生かした作品など活動の幅を広げている。
(いつだって心は晴れていてほしい。ハートは強いしあたたかい。編集:石塚より)
2022年出演作
5月 エリア51『てつたう』せんがわ劇場演劇コンクール
8月 AAPA『内側、重なり interior overlapping 』百景社アトリエ
10月 エリア51『ま、いっか煙になって今夜』北千住BUoY
Instagram : https://www.instagram.com/miyuki_kumano_0810
Twitter : @0_8_noi_k